週刊少年ジャンプの人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』のアニメ5期制作が発表されました。
なんと映画二部作です!
どこからどこまでの内容になるのか、現在出ている情報やこれまでのシーズンの傾向から一部と二部の展開を考察します。
また、5期についてのファンの反応、作画崩壊の心配をしなくて済む理由もご紹介。
傑作間違いなしの劇場版「音駒戦」や「鴎台戦」、「Vリーグ編」の見どころとは…!?
【2024/2/5追記】久々にハイキューがジャンプに帰ってきた!
ハイキュー5期映画はどこからどこまで?一部と二部の展開を考察!
今回考察するのはこの大人気バレーボール漫画について。
ハイキューは2014年にアニメ1期が放送され、2020年には4期が放送されて大好評でしたが、同年に原作漫画の連載が終了。
一時期は「5期放送はないのでは…」という声も聞こえてきました。
しかし、2022年8月にアニメ5期制作が発表!
ハイキューのアニメ5期は映画で二部作、2024年2月16日(金)公開と判明しました。
劇場版ハイキューは一体どんな内容なのでしょうか?
原作漫画の何巻何話の内容になるのか、一部と二部の見どころはどこなのかを考察していきます。
2022年9月現時点での情報源は次のとおり。
- 原作漫画&クロニクル
- 公式Twitterアカウント「劇場版「ハイキュー!! FINAL」」
- 公式サイト「ハイキューOFFICIAL WEB SITE」
ここから原作漫画とアニメのネタバレを含みます!
ハイキューは、身長が低いけれど潜在能力◎な日向とバレーボールの才能溢れる影山が対戦校の選手として出会ってライバルになるところからスタート。
二人は同じ「烏野高校」に進学、ライバルでありながら最高のコンビになり、強豪校と切磋琢磨して成長していきます。
左:再会は大分驚いた様子/右:日向と影山は初対面からバチバチ[1]古舘春一著『ハイキュー!!』(集英社)1巻1話、2話より引用
日向やマネージャーのやっちゃんがバレーボール初心者だったところから始まっているため、ルールを知らない方でも入りやすいです。
2012年から2020年まで週刊少年ジャンプにて連載。
2022年8月時点でシリーズ累計発行部数5,500万以上、バレーボール人口にも影響を与えたと言われています[2] … Continue reading。
内容の面白さ、数字、影響力ともに世界一のバレーボール漫画です。
ハイキューの5期映画の内容は33巻から45巻まで
ハイキュー5期映画の内容は、単行本33巻293話から45巻最終402話までと予想。
理由は3つあります。
- 4期が33巻292話までだった
- タイトルに「ファイナル」が入っている
- 解禁映像に終章の内容があった
ハイキューはアニメ4期で33巻292話まで描かれたので、映画では次の293話から始まるはずです。
また、発表されたタイトル「ハイキュー!! FINAL」にFINAL(ファイナル)の文字があるのでアニメはおそらくこれが最後…。
さらに、公開された劇場版の解禁映像には次の4つの内容が入っていました。
<音駒戦・鴎台戦・ビーチバレー修行編・Vリーグ編>
Vリーグ編は終章です。
ということで最終話である402話まで映像化されると考えました。
スポンサーリンク「祭り再び」も映像化される?
ハイキューには連載終了後に発表された後日談があります。
「約束・2」や「祭り再び」、「祭り再び」のエピローグです。
ただ後述するように映画はかなり凝縮された内容になるはずなのでこれらのエピソードを映画に入れるのは厳しいと思います。
映画のエピローグやエンディングでダイジェスト的に描かれる、あるいはDVDやBlu-rayの特典映像としてなら期待できるかもしれません。
- 「約束・2」…影山が45巻401話で元チームメイト国見と金田一に言った「また一緒にバレーやろう」の約束をビーチバレー(+日向)で果たす話。
- 「祭り再び」…黒尾が世界で活躍する日向や影山、及川、牛島などのスター選手を招集、試合をするという話。
- 「祭り再びエピローグ」…試合後のやり取りが描かれている。
いずれも2022年9月2日に発売された10周年記念本『ハイキュー!! 10thクロニクル』に収録されています。
【9/25追記】一部は「音駒戦」のみの模様
2023年9月に解禁された情報によると、タイトルが「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」。
音駒戦のみにスポットが当たるようです。
鴎台戦~以降の内容は2部になるのかもしれません。
以下、追記前の内容
公開された解禁映像に入っていたのは音駒戦、鴎台戦、ビーチバレー修行編、Vリーグ編の4つの内容。
ただその全部を一部に入れるとは考えにくいです。
烏野高校が音駒と鷗台と戦い、春高バレー全国大会が終わるところまでがちょうどキリがよく、つづきが気になる終わり方にもなるため、一部はそこまでの内容になると予想。
原作単行本の巻数と話数で言うと33巻293話から42巻369話までです。
解禁映像に登場した春高シーン[4]左上と右上:単行本33巻294話、左下:41巻359話、右下:38巻340話より引用
解禁映像では主に8つの原作画像のところが出てきていて、その内の4つが上の引用画像です。
- 左上と右上:33巻294話…音駒戦スタート部分
- 左下:41巻359話…鷗台戦後半でスーパープレイによって存在感を見せつける星海
- 右下:38巻340話…鷗台戦初っ端の攻防
一部の見どころは「烏野のピンチ」
これまでの春高の試合で烏野高校は、青葉城西と戦い、白鳥沢を降し、稲荷崎を退けてどんどん強くなっていきました。
そして劇場版に入ると思われる全国大会3日目の3回戦ではライバル校である音駒と対戦。
音駒も烏野と同様に強くなっていて、手の内を知られている分、かなり追い詰められます。
『ハイキュー!! 10thクロニクル』に収録された歴代担当編集者たちとの対談で古舘春一さんは、他校との試合で恒例になっている「速攻でビックリ」は音駒ではもう使えない、強者烏野を苦しめる部分、研磨が日向を苦しめる箇所に力を入れたといった話をされていました。
そのため映画でも烏野が追い詰められていくところ(鳥かごの描写、研磨が「面白いままでいてね」と言うちょっとホラーなシーン等)に力が入れられ、その分ピンチを打ち破るシーンがかなり盛り上がると考えます。
研磨が日向を攻略していく[5]左:単行本34巻305話、右:35巻313話より引用
また、同対談の中で古舘春一さんは、大好きなご飯を食べるよりも鷗台戦の終わりを描いていたいと思ったと語っています。
確かに鷗台戦終盤はかつてないほど盛り上がっていて、心に響く名エピソード、名言が多いです。
劇場版でも鷗台戦の終わりが山場のシーンになりそうです。
オレンジコートを去る日向[6]左右ともに単行本41巻365話より引用
- 音駒高校…単行本3巻から出ている烏野のライバル校。指導者同士にも因縁があり、互いの高校名にちなんで両校の試合はネコとカラスの「ゴミ捨て場の決戦」と呼ばれている。
- 鷗台高校…単行本24巻のユース合宿で影山から注目された「現・小さな巨人」星海を擁するチーム。ブロックが得意な伊達工をレベルマックスにしたような隙のない強豪校。
二部は「ビーチ修行編」から「Vリーグ編」まで(原作42~45巻)解禁映像の4画像あり
単行本42巻の春高以降の主な内容は、高校を卒業した日向がビーチバレーを学ぶためブラジルに留学、影山は一足早くプロ入り、二人はVリーグの試合で再会を果たすといったもの。
巻数と話数で言うと42巻370話から45巻402話まで。
ビーチ修行編もすごくいいし映画に入るとは思うのですが、やはり日向と影山が再会する終章Vリーグ編がメインとなると予想。
解禁映像に登場した修行編とVリーグでの再会シーン[7]左上:単行本45巻398話、右上:43巻376話、左下:43巻378話、右下:42巻371話より引用
解禁映像に登場した画像8つの残り4つは引用画像のとおり。
- 左上:45巻398話…日向が牛島のアタックを受けるときに描かれた日向修業時代のルーティン
- 右上:43巻376話…ビーチバレー修行佳境の様子
- 左下:43巻378話…プロになって初めて戦う試合前に握手する日向と影山
- 右下:42巻371話…ビーチバレー修行初っ端でキツい思いをしている日向
また、ハイキューはリアルVリーグ(日本のバレーボールリーグ機構が開催する試合に参戦するセミプロたちの連合体)とのコラボもよく行っています。
古舘春一さんも単行本やジャンプ本誌のコメントなどでも常々Vリーグを称賛し、実際に試合を観に行ってほしいとおっしゃっていてVリーグ愛を感じます。
古舘先生のVリーグ愛[8] … Continue reading
作品としても繋がりがあり、作者にもVリーグ愛がある…。
これらのことからも劇場版のVリーグ編はかなり力の入った描写になることが予想されます。
スポンサーリンク二部の見どころは「繋がり」
Vリーグ編ではそれまでに登場した多くのキャラクターが出てきます。
日向と影山のようにプロの選手になった人もいれば、黒尾のような業界を支える側になったり、教師になった菅原や自由人西谷のようにバレー業界とは関わりがなくなったりする人もいます。
ただ日向と影山がプロとして戦う初試合(ブラックジャッカルvsアドラーズ)で彼らが再会したり、近況が分かったりすると、「離れてもまだ繋がっている」と分かります。
そして、試合の中でも繋がりは感じられます。
試合では元から強者だった牛島や宮のさらなるパワーアップ、木兎や影山の世界を感じさせるスーパープレイ、「最強の囮」日向の最新進化形態も描かれます。
強い=自由なノヤっさんと日向[9]上:2020年16号「週刊少年ジャンプ」掲載386話巻頭カラー、下:単行本44巻386話より引用
またその際、彼らの出身校の横断幕がイメージアイテムとして登場、そこで春高での挫折はここに繋がっていたと実感できます。
この横断幕演出はきっと劇場版でも印象的に描写されるはず!
選手たちの強さのルーツを表す横断幕[10]3画像ともに単行本45巻400話より引用スポンサーリンク
公開日はいつ?2023年8月の「キックオフイベント」とは?
ハイキューの5期映画の公開日は未発表。
ただ2022年8月の解禁情報の中に、2023年8月にキックオフイベントを開催するという告知はありました。
「キックオフイベント」とは何かをスタートさせるときに行うイベントのこと。
ハイキューの場合は映画が公開される前に行われるイベントなので、4期までの総集編や映画のキャスト、見どころなどを周知するイベントとなるはず。
2019年にもアニメの新シリーズ(4期のこと)放送前にそういった内容のキックオフイベントを行っています。
豪華声優陣が駆けつけてかなり盛り上がった様子。
2023年8月のいつ行われるかは分かっていませんが、8月には「ハイキューの日」(8月19日のこと)があります。
2023年8月19日は土曜日なので「ハイキューの日」当日、もしくはその日付近に行われるのではないでしょうか。
また、今年2022年8月にはVリーグとのコラボイベントが行われました。
もしかしたら来年のキックオフイベントにはVリーグ関係者も参加してくれるかもしれませんよね。
映画公開日についても予想します。
2019年の4期公開キックオフイベントは9月で、4期はその4か月後の2020年1月にスタートしました。
映画もキックオフイベントから4か月後だとすると2023年12月になり、世間はちょうど冬休み。
そのため公開日は2023年12月と予想します。
- 2019年9月22日…4期キックオフイベント
- 2020年1月10日…4期TVアニメ放送スタート
- 2022年8月13日…5期映画の制作&2023年8月キックオフイベント開催発表
- 2022年9月25日…ハイキューアニメに関わった人たちの制作秘話が聞けるwebトークイベント
- 2022年10月16日…1期&2期総集編上映会
- 2023年8月19日あたり…5期キックオフイベント
- 2023年12月あたり…5期映画公開?
2023年7月24日追記:2023年9月24日に大壮行会の開催が決定しました。
公開日のお知らせが近づいている気配…!
スポンサーリンクハイキュー5期映画の内容についてファンの反応は?
劇場版ハイキューの内容について、ファンの声をTwitterで集めました。
一番多かったのはやはり「すごく楽しみ!」という意見。
ただ、音駒戦から最終話までを映画化するなら二部作でも足りないという意見も多かったです。
スポンサーリンク期待してるけどエピソードのカットが心配…
アニメ化されていない33巻293話以降の内容を大まかに分けると次のとおり。
- 音駒戦:33~37巻
- 梟谷対狢坂戦:37~38巻
- 鴎台戦:38~42巻
- ビーチ修行編:42~43巻
- Vリーグ編:43~45巻
確かにこうして見ると多い…。
また、これまで放送されたアニメと原作単行本を照らし合わせたところ、1シーズンにつき単行本約8巻、もしくは大きな試合1つを描くといった感じでした。
劇場版二部作で12巻分の内容を入れられるのか、好きなシーンが削られるのではないかと心配するファンがいるのも納得です。
特に主人公チームの試合ではない「梟谷対狢坂戦」のエピソードはフルでは描かれないかもしれません。
しかし、梟谷の木兎は特に人気のあるキャラクターなのでカットしてしまうと悲しむファンは多そうです。
全てを詰め込んだ映画になるのか、エピソードがカットされるのか、はたまた再びOVAが出るのか…そういった意味でも気になりますね!
スポンサーリンク作画崩壊なしと言えるのはアイジーだから!
ハイキューのアニメのことで避けては通れない話題があります。
それは作画についてです。
実はハイキュー、アニメ4期途中で作画が「あれっ?」となったことがあります。
しかし、4期を通して見るといくつかの回だけでそれ以外はほぼ問題がなかったようです。
そして5期映画を制作するのは「Production I.G」(通称アイジー)。
作画が「あれっ?」となった回のときにメインで動画を担当していた会社ではありません。
様々な作品を手掛け、高く評価されているアイジーならきっとハイクオリティの劇場版をつくってくれるでしょう!
スポンサーリンクアイジーだから名シーン連発!?
ハイキューのアニメはこれまでもアイジーがほぼメインで制作しています。
そんなアイジーだからこそ期待できる見せ場があるのではないかと調べたところ、いいランキングを発見!
これは4期放送前に公開された、アニメファンが選んだベストエピソードをランキングにしたもの。
順位は次のとおりでした。
- 3期4話「月の輪」…月島が牛島をブロックしてバレーにハマる瞬間
- 2期24話「極限スイッチ」…青葉城西戦佳境で及川が才能とセンスを進化させる場面
- 3期10話「コンセプトの戦い」…白鳥沢戦決着後の鷲匠モノローグ
- 2期8話「幻覚ヒーロー」…山口が月島に渾身の喝
- 2期22話「元・根性無しの戦い」…山口のノータッチエース
- 1期24話「脱・”孤独の王様”」…影山がトラウマを乗り越え烏野の仲間を信じる
- 3期8話「嫌な男」…烏飼「下を向くんじゃねえええええ!!」
- 2期10話「歯車」…日向と影山が新しい速攻を成功させる
- 2期9話「VS“傘”」…日向が対ブロック技を試す
- 1期20話「及川徹は天才ではない」…及川が経験と努力で影山を上回る
※現在もYouTubeの「TOHO animation チャンネル」で視聴可能。
及川や鷲匠、烏野の選手たちが苦しんだ末に自らの殻を破る、あるいは破ろうとするシーンが多くランクインしていました。
5期映画でもそういった展開が見せ場になると考えられます。
そして33巻以降で最高の見せ場になりそうな名エピソードは次のとおり。
原作既読で映画に臨む方は参考にしてみてください!
- 34巻298話「導」…音駒戦で真価を発揮する山口月島のサーブ&ブロック
- 35巻314話「最強の味方」…影山のオープンで鳥かごから飛び立つ日向
- 37巻324話「祭りの終わり」…音駒戦を終わらせる最後の一球
- 38巻 337話「次」…烏野化した木兎に応える赤葦
- 40巻353話「静かな覚醒」…エース東峰が全てを吹っ切るアタック
- 43巻382話「百鬼夜行」…木兎・星海・牛島・佐久早などが妖怪レベルの力を見せつける
- 44巻389話「コート上の王様・2」…自ら手に入れた王冠を冠する影山
- 44巻393話「一番乗りの男」…小さな巨人として進化をつづける星海のプレイ&ニヤリ
- 45巻398話「遠きに行くは必ず邇きよりす」…日向がすべてを繋げるレシーブ
- 45巻402話「挑戦者たち」…コートを制する及川登場
劇場版でも名シーンになるはず…[11]左上:単行本37巻324話、上中央:40巻353話、右上:34巻298話、左下:45巻398話、右下:44巻389話より引用
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スポンサーリンクまとめ
ハイキュー5期映画の内容について考察しました。
- 内容:33巻293話~42巻402話
- 見どころ:一部は春高の終わり、二部はVリーグ編
- 公開:2023年12月あたり
また作画はアイジーが制作するためハイクオリティになると予想。
さらにこれまでの実績から見せ場になりそうなシーンを10コほどピックアップしました。
原作既読派の方はぜひ再読してみてください!
以上、「ハイキュー5期映画はどこからどこまで?一部と二部の展開を考察!作画崩壊なしの音駒戦と鴎台戦が確定」をお届けしました。
スポンサーリンク脚注
↑1 | 古舘春一著『ハイキュー!!』(集英社)1巻1話、2話より引用 |
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↑2 | 全国高等学校体育連盟の加盟状況のデータでは連載開始初年度の男子競技人数が約3万5千人だったのが連載終了年度では約4万4千人ほどになっている他、「月刊バレーボール 2020年 8月号」(日本文化出版、2020年)では当時日本小学生バレーボール連盟会長だった工藤憲さんがインタビュー記事でハイキューの競技人口増加への寄与を語っている |
↑3 | 古舘春一著「ハイキュー」(集英社)単行本書影より引用、左:33巻、中央:42巻、右:45巻、矢印は追記 |
↑4 | 左上と右上:単行本33巻294話、左下:41巻359話、右下:38巻340話より引用 |
↑5 | 左:単行本34巻305話、右:35巻313話より引用 |
↑6 | 左右ともに単行本41巻365話より引用 |
↑7 | 左上:単行本45巻398話、右上:43巻376話、左下:43巻378話、右下:42巻371話より引用 |
↑8 | 左上と上中央:古舘春一さんのコラボ御礼イラスト、右上:44巻著者コメント、下:2022年21・22合併号「週刊少年ジャンプ」巻末作者コメントより引用 |
↑9 | 上:2020年16号「週刊少年ジャンプ」掲載386話巻頭カラー、下:単行本44巻386話より引用 |
↑10 | 3画像ともに単行本45巻400話より引用 |
↑11 | 左上:単行本37巻324話、上中央:40巻353話、右上:34巻298話、左下:45巻398話、右下:44巻389話より引用 |