連載が再開された『HUNTER×HUNTER』(ハンターハンター)。
とても喜ばしく、相変わらず面白いのですが、読んでみると「これは誰?」「何で戦ってんだっけ?」となることもしばしば…。
この記事では、そんな疑問を解決すべく「王位継承編」についてまとめました。
王子や王妃や護衛の名前、船の中の様子、力関係などを必要最小限に絞って図解付きで見ていきます。
さらに王位継承編序盤を期間限定無料で読める公式サイトもご紹介!
スポンサーリンク【図解】王位継承編あらすじおさらい
今回考察するのはこちらの漫画。
冨樫義博著『HUNTER×HUNTER』(ハンターハンター、既刊37巻、集英社、1998年~)
現在の「王位継承編」は面白いけれど登場人物が多く、力関係を把握するだけでも一苦労。
ファンの方もちょっとお困りのようです。
実はこの王位継承編、キャプテン翼のジュニアユース編に登場した人数を超えることを裏目標としていると「ジャンプ流!DVD付分冊マンガ講座(21) 2016年 11/17 号」にて語っています。
この発言はおそらく冗談でしょうけれど、話を見ている感じでは登場キャラクターは今後も増えていきそうです。
王位継承編について次のことをまとめたのでおさらいしていってください。
- 王位継承編とは?
- 王子と王妃の名前や顔
- 船の内部
- クラピカの周り
- 旅団とヒソカの関係
王位継承編とは|ゴンとキルアは出番なし
「王位継承編」とは、「暗黒大陸」に渡航する中で始まった「カキン王国」の次代王を決める戦いを描いています。
単行本32巻340話からスタート。
暗黒大陸行きの船に乗っているのは次のとおり。
- カキン王国の王族と臣下
- 暗黒大陸に移住したい人々
- 暗黒大陸に興味のあるハンター(ビヨンド等)
- 渡航で護衛監視するハンター協会(十二支ん、クラピカ、レオリオ等)
- 旅団殲滅を決めたヒソカ
- ヒソカを狙う幻影旅団とイルミ 等
カキン王国第4王子がクラピカの仲間の目を持っているため、クラピカ視点での描写が多く、レオリオも医療班のサポート兼医師見習いとして乗船中。
故郷にいる主人公ゴンや妹アルカと旅をしているキルアは登場していないけれど、ゴンの父ジンは後半くらいに出てきそうです。
スポンサーリンクカキン王国の王位継承戦|バトルロワイアルで14人中3人敗退
14人いる王子が1人になるまで戦うというのが王位継承戦。
王子同士は戦えず、壺中卵(こちゅうらん)の儀で生まれた王子一人につき一匹生まれた念獣(カキンの人たちは守護霊獣と呼ぶ)も、他の王子を直接狙えないという制約があります。
そのため念獣はサポートを担い、各王子と王妃の臣下や護衛たちが暗殺、謀略を繰り広げています。
第12王子モモゼの霊獣が他の王子の護衛への攻撃を開始(王子自身は無自覚)したときにクラピカが”念”の存在を周知。
元から念を知っている王子もいたけれど、知らかった王子も多く、そこから念を習得しようとする王子、無意識に攻撃をつづける王子、情報を集める王子など、様々な反応を見せました。
392話時点でモモゼ、サレサレ、カチョウの3人の王子が死亡。
スポンサーリンクカキンの王子と王妃一覧
王子たちの部屋はこんな感じです。
上が居住区、下が亡くなった王子を入れる棺[4]上:単行本35巻363話、下:36巻371話より引用
上が居住区の簡易図で、下がモモゼ王子が亡くなった際にナスビ王が来た部屋。
亡くなった王子を安置する場所のようですが、棺の数が14あり、中心に何かの装置があることから、亡くなったあともその体で何かするのかもしれません。
スポンサーリンククラピカも第14王子の護衛として活躍|センリツやバショウ、ハンゾー、ビスケも同船
クラピカはクルタ族の最後の緋の目を取り戻すため、その所有者である第4王子ツェリードニヒを狙っています。
現在は第14王子の護衛をしつつ、希望者に念を教え終わったところ。
また、王子の名前が伏せられた護衛募集が6件だったので事前に5名のハンターを雇っています。
ノストラードファミリーの同僚センリツやバショウ、ハンター試験の同期ハンゾー、念の師匠イズナビ、キルア紹介のビスケがそのメンバー。
懐かしくて頼りがいのあるメンバーが嬉しいです。
- バショウ…第7王子ルズールス
- センリツ…第10王子カチョウ(383話で死亡)
- ハンゾー…第12王子モモゼ(368話で死亡)
- ビスケ…第13王子マラヤーム
- クラピカ…第14王子ワブル
ヒソカvs幻影旅団|イルミもヒソカを狙っているけれど…
ヒソカの宣戦布告とイルミの入団と旅団始動[6]左上:単行本34巻357話、左下と右:36巻377話より引用
単行本34巻357話にて旅団全員を狙うことにしたヒソカはイルミに自分を殺害する依頼を出し、BW号に乗り込んだよう。
船に乗っている三大マフィアの二つが旅団をコントロールしたがって接触を図り、ヒソカ探し+残りの一つのマフィアの無差別殺人を潰す協力関係になりました。
392話にてヒソカの姿は第3層に確認。
チョウライがケツモチのマフィアのシュウ=ウ一家ザクロが接触を図りましたがヒソカの反応は如何に…。
旅団は単独でヒソカを追う人は少なく、組んだり、マフィアに捜索を委託したりしていました。
ヒソカを狩るために組む者たち、単独で動く者(マチもソロプレイ)[7]上から単行本36巻377話、378話、379話、380話より引用スポンサーリンク
三大マフィア|モレナの暴走で船下層は大混乱
カキン三大マフィアエイイ一家、シャア一家、シュウウ一家[8]画像は3つとも単行本36巻378話より引用
新大陸で覇権を握りたいカキン三大マフィアもBW号下層に乗船。
三つの組の組長は全員「二線者」(にせんもの)という継承権を持たない王族の婚外子であるものの、王子たちからは助力を受けて庇護下にいる。
- シュウ=ウ一家…組長オニオール=ロンポウ、ナスビ王の異母兄弟、ケツモチは第3王子チョウライ(実は息子?)
- シャ=ア一家…組長ブロッコ=リー、ナスビ王の異母兄弟、ケツモチは第7王子ルズールス
- エイ=イ一家…組長モレナ=ブルード、ナスビ王の愛人の子、ケツモチは第4王子ツェリードニヒ
モレナは世界を何となく壊したいと考えていて、人を殺めるごとにレベルアップするという自身の能力を手下に使って大暴れさせている。
本人は行方をくらましていて、ツェリードニヒはそんなモレナにオコ。
BW号出航4日目の様子[9]単行本36巻380話より引用
391話時点では、若頭が表に出て戦ったり、組員たちがヒソカやエイ=イ一家の組員を探していて、旅団の大暴れはまだ見れていません。
色々な能力を見るのは面白いですが、おなじみの旅団やヒソカが格の違いを見せつけてくれるのも見たいですよね。
スポンサーリンク王位継承戦を無料で読むには?
ハンターハンターは連載されている「週刊少年ジャンプ」にて読めます。
このジャンプを読めるのは書店、もしくは「ジャンプ+」や「ゼブラック」といった集英社公式アプリのみ。
ジャンプは無料で読むことはできませんが、定期購読することでお得(毎号290円くらいのジャンプが月5回発売でも毎月980円、GIGAも読める)になります。
また、王位継承編の序盤ならジャンプ+やゼブラックで無料で読めます。
王位継承編は340話からですが、現在340話~370話を期間限定で無料公開中!
371話~380話は単行本36巻に収録されていて、381話~390話は11月4日発売の37巻に収録予定です。
ちなみに381話から390話までの内容は当サイトでもまとめ記事を作りました。
ぜひ参考にしてみてください。
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まとめ
人気漫画ハンターハンターの王位継承編についてみてきました。
主要人物のハンターと王子と王妃、ブラックホエール号の内部構造、旅団とヒソカの関係などをご紹介してきました。
また、王位継承編を無料で読めるジャンプ+、ゼブラックの情報などにも軽く触れました。
王子と護衛が霊獣をうまく使いだし、ヒソカが姿を現してからが今後の見どころだと思います。
楽しみですね!
以上、「【図解】王位継承編あらすじ|カキン王国の王子とクラピカと旅団が乗るBW号内をまとめがてら考察してみた」をお伝えしました。
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