大好評のアニメ『チェンソーマン』1期は12話まで放送されました。
しかし、回を重ねるごとに人気は増し、最終話後もメディアで多数取り上げられています。
この勢いで行くと2期制作は確実で、映画化もありえそうです。
ここではチェンソーマンが映画化される理由、映画化された時の内容や時期を考察していきます。
【2023年12月17日追記】チェンソーマン劇場版レゼ篇の制作が決定!
内容と見どころ、ハイライトも記載しましたのでぜひチェック♪
スポンサーリンク【2023/12/17追記】映画化決定!劇場版『チェンソーマン レゼ篇』」のティザー公開
チェンソーマンの劇場版の制作が決定しました。
詳細はまだですが、公式HPにもレゼが登場。
発表後すぐに「チェンソーマン」がX(旧Twitter上でトレンド入り)する、各メディアでニュースになる等、反響がすごいです。
アニメ1期はティザーも丁寧に作られていましたが、本編が近づくにつれて進化しました。
劇場版でも同じことが起こりそう。
続報を待ちましょう。
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チェンソーマンが映画化される理由
2022年11月現在、『チェンソーマン』(藤本タツキ著、集英社)のアニメは大好評放送中。
映画化するという公式発表はまだありませんが、映画化されると考えられます。
理由としてはアニメの映像や関係者が映画を意識しているからです。
具体的には次のとおり。
- 実写映画のような作り
- OP映像も映画のオマージュ尽くし
- MAPPAの本気度がすごい
- みんなのチェンソーマン愛もすごい
詳しく見ていきましょう。
スポンサーリンク映画化されるワケ①実写映画のような作り
チェンソーマンのアニメ映像が実写映画のような作りだというのは一目で分かります。
建造物の描き方、カメラワークのような魅せ方が実写的です。
ポスター段階で実写映画化するのかと思うファンもいたくらいです。
これはチェンソーマン原作が実写映画的なことをアニメ制作陣が活かした結果ではないでしょうか。
脚本家の瀬古さんもインタビューの中でそうおっしゃっていました。
――瀬古さんは原作を読んだ時、どんな印象を抱きましたか?
瀬古浩司(以下、瀬古):すごく映画的な漫画だと思いました。
総合カルチャーサイト「Real Sound」の「『チェンソーマン』はなぜ“実写映画的”なアニメになったのか 脚本・瀬古浩司インタビュー」より引用
ちなみに藤本タツキさんの次のようなコメントも発見されています。
スポンサーリンク映画化されるワケ②OP映像も映画のオマージュ尽くし
チェンソーマンのアニメ1話放送後に最も話題を呼んだのはOP(オープニング)です。
もちろん本編やEDも素晴らしかったのですが、OP映像にはある仕掛けがあり、そこが注目されたのです。
それは映画やMVなどのパロディ、オマージュがふんだんに使われていたこと。
放送直後からメディアやファンによる元ネタ発見競争が盛り上がりました。
私は初見では気づかず、色々調べてやっと分かりました。
何故こういった仕掛けが入れられたのかは議論を呼んでいますが、有力と思えるのは作者である藤本タツキさんが映画好きだから説(藤本タツキさんと沙村広明さんの対談(面白い)からも映画好きは明らか)。
チェンソーマンの原作漫画、藤本タツキさんのその他の作品にはほとんど映画館が登場し、映画ネタもたくさん入っています。
このことをアニメ制作陣が知っていてOP制作にも活かしたのではないでしょうか。
ただこれがブラフで、チェンソーマンの映画化が決まっているという“におわせ”の可能性も捨てきれません。
映画のオマージュ映像が本物の映画になるという予告だったとしたら、アツいですよね。
スポンサーリンク映画化されるワケ③MAPPAの本気度がすごい
現在、チェンソーマンは様々なメディアで取り上げられています。
「日経エンタテインメント!」、「アニメージュ」、「アニメディア」、「CUT」、「anan」等々。
こういった雑誌の中でアニメ制作している会社MAPPAの方はチェンソーマンというコンテンツを育てたいと明言。
常々コンテンツを育てるのが我々の仕事だと思ってるんです。〜中略〜『チェンソーマン』は飽きられるものではなく常に待ち望まれるにするべきで、それを目指して全てに取り組んでいます」瀬下氏
日経エンターテイメント!2022年11月号巻頭特集より引用
末永くチェンソーマンが世間に愛されるようにしたいということですね。
MAPPAはそれができるようまず一般的な製作委員会方式ではなく、出資100%というスタイルを取っています。
みずほ銀行産業調査部2014年公開資料PDF「【図表2-3-5】アニメーション製作の主な資金調達方式」より引用
EDクレジットにも「『作品名』製作委員会」ではなく、「制作・製作MAPPA」とありました。
これはMAPPAがお金を出してアニメを作ることで、作品プロモーションの舵を取れることを意味します。
ちなみにMAPPAにとってもこれは前代未聞。
こうしたことをする理由は成功した時のリターンが大きいからであり、チェンソーマンは賭ける価値のあるコンテンツだと信じているからです。
MAPPA代表の大塚学さんもインタビューにてチェンソーマンでグローバルな成功を期待していると明言しています。
佐藤:『チェンソーマン』は最初からグローバルを狙っているんですか。
大塚:考えてはいるんですけど、MAPPAのアメリカ法人はないので、自分たちの手では出来ていなくて、各国のビジネスパートナーと協力しています。その点で言えば間に合ってないですね。
リアルサウンドテック連載『エンタメトップランナーの楽屋』第三回より引用
世界を狙っているのにTVアニメだけに収まるとは思えません。
映画化はむしろ必然の流れですよね。
スポンサーリンク映画化されるワケ④みんなのチェンソーマン愛もすごい
チェンソーマンは深夜アニメにも関わらずすごい反響があります。
これもひとえに「みんなチェンソーマンが好き」だからですよね。
チェンソーマンを愛する人たちの中には著名人ももちろん含まれていて、EDを担当する有名アーティストたちもその一部。
さらにテレビ朝日の人気番組「アメトーーク!」でもチェンソーマン芸人が放送されているし、インフルエンサー(ひろゆきさんとかヒカキンさんとか)もたくさんチェンソーマンを推しています。
映画化する際にもきっと協力してくれるでしょうし、拡散に次ぐ拡散の連鎖が起きることで映画の興行にも良い影響力を及ぼすはず。
これだけの人々の愛があれば、劇場の大画面でチェンソーマンを観られる日も近いのではないでしょうか。
スポンサーリンク映画化はレゼ編で2025年公開?見どころはラブアンドバトル
チェンソーマンが映画化したら内容はどこになるのか予想。
有力候補ベスト3は次のとおり。
- レゼ編…1期がレゼ編直前エピソードで終わりそうだから
- 支配の悪魔編…第一部の最終エピソードだから
- 銃の悪魔編…原作反響(トラウマ)最高潮のエピソードだから
ちなみにチェンソーマン原作は次のような構成となっています。
- 1巻:公安編開始、デンジとマキマとアキとパワー等の主要人物登場
- 1巻後半~2巻前半:vsコウモリ&ヒル
- 2巻後半~3巻前半:vs永遠の悪魔
- 3巻後半~5巻前半:vsサムライソード
- 5巻後半~6巻:レゼ編
- 7巻~8巻:vsサンタクロース
- 9巻:銃の悪魔編
- 10巻~11巻:支配の悪魔編
- 12巻~:高校編開始
個人的に推しているのは「レゼ編」です。
チェンソーマンという存在の重要性を決定づけるエピソードであり、デンジとの淡い恋は情緒的で、ボムとのバトルも迫力満点でした。
劇画映えしそうです。
デンジが脳内でマキマとレゼを比べちゃうシーンもぜひ劇場スクリーンで見たいですよね。
チェンソーマンレゼ編ハイライトシーン
また、レゼ編を推している読者は他にもいます。
レゼ編を映画化してほしい、劇場版は第二弾、第三弾とやってほしいという意見が多かったです。
大賛成!
劇場版の公開時期としてはレゼ編なら2025年、支配の悪魔編や銃の悪魔編なら2026年くらいではないかと予想。
理由としてはMAPPAが制作を発表している『ユーリ!!! on ICE 劇場版:ICE ADOLESCENCE』、『アリスとテレスのまぼろし工場』の公開時期が未定で、これよりも先になると考えると2023年中はないかなと考えています。
また、同じく制作担当中の『呪術廻戦』(第2期)や、『進撃の巨人 The Final Season』(完結編)の放送も2023年に控えています。
このことからもチェンソーマンの劇場版は2024年以降になると考えられます。
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スポンサーリンクまとめ
大人気漫画『チェンソーマン』がアニメ化して好評なので劇場版もあると考えました。
その根拠としてOP映像、MAPPAの本気度を挙げました。
さらに内容はレゼ編が有力で、公開時期は2024年以降になると予想。
もし映画化が決まっていないとしても、チェンソーマン愛が制作陣に伝わればきっと映画化に繋がるはず。
今後もチェンソーマンを応援していきましょう!
以上、「劇場版チェンソーマンはレゼ編で決まり?雑誌やSNSやメディアの反響から 映画の内容公開時期まで考察!」と題してお伝えしました。
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