漫画『ONE PIECE』(ワンピース)の人気キャラクター「ブルック」。
このブルックに「ロックス海賊団と戦っていた説」が出ています。
52年前、ルンバー海賊団を圧倒した恐ろしく強い同業者とはロックス海賊団なのではないか、という説です。
ブルックの発言や行動、ルンバー海賊団全滅の描写、当時の時代背景などから強い同業者の正体に迫ります。
ブルックvsロックスはあったのでしょうか?
また、ブルックの今後、ヨーキ船長の生存についても検証考察していきます!
スポンサーリンクブルックはロックス海賊団と過去に戦っていた説を検証!
今回検証する作品は言わずと知れたこの大人気漫画。
尾田栄一郎著『ONE PIECE』(ワンピース、集英社)既刊103巻
検証内容は主人公ルフィの頼りになる仲間「ブルック」の謎についてです。
ブルックは生前「恐ろしく強い同業者」にやられて海賊仲間ともども亡くなり、「ヨミヨミの実」の力で一人だけ蘇生。
ファンの間では「この強い同業者ってロックス海賊団ではないか」と噂されています。
ブルックの経歴を簡単におさらいし、ブルックはロックス海賊団と過去に戦っていた説を考察検証していきましょう。
スポンサーリンクブルックの経歴おさらい
- 初登場:ワンピース単行本46巻442話、麦わらの一味正式加入は50巻489話
- 年齢: 90歳(初登場時88歳)
- 武器:ステッキに仕込んでいる両刃の剣
- 仕事:音楽家
- 能力:「ヨミヨミの実」の能力者で死んだあと一度だけ蘇生できる(蘇生済み)
- 特殊能力:魂だけになっての偵察や潜入任務
- ヨーキ船長率いる音楽が好きな海賊団
- 楽器ができるクルー多数
- 西の海(ウェストブルー)で結成
- 旗揚げ時のキャッチフレーズは「泣く子も笑うルンバー海賊団」
- クジラの子ラブーンと双子岬で再会する約束をしていた
- 偉大なる航路に入って病に倒れたヨーキ船長離脱後に「恐ろしく強い同業者」と交戦して全滅
- ヨーキ船長の離脱と交戦後の描写↓[2]上:カラー版単行本50巻487話、下:488話より引用、赤丸は追記
ここまでがブルックおよびルンバー海賊団の概要です。
強い同業者についての手がかりとなりそうなことは主に3つ。
- 52年前に「偉大なる航路」の「魔の三角地帯」にいた海賊
- 武器に毒を塗るような海賊
- 戦いになった理由とブルックが西のある王国の護衛戦団団長だったことの関連性は不明
以上を踏まえてロックス海賊団がこの同業者なのかどうか検証していきます。
スポンサーリンク強い同業者の正体がロックス海賊団か検証!
ブルックは前にいた海賊団は「恐ろしく強い同業者」と戦って全滅したと話していました。
ルンバー海賊団全滅の経緯を語るブルック[3]単行本46巻443話より引用、赤丸は追記
同業者というからには海賊で、その時代で強い海賊ならば「ロックス・D・ジーベック」が率いた「ロックス海賊団」が怪しいです。
ただ検証した結果、「強い同業者=ロックスの可能性はあるけれど「ロックス海賊団」かどうかは分からない」という結論になりました。
理由は次のとおり。
- ロックスとブルックは同じ時代を生きていた
- ロックス海賊団はすごく強くて非道だった
- ロックス海賊団の結成時期が不明
詳しく解説していきます。
スポンサーリンク52年前は結成していない?
ロックスという名前が作中で初登場したのは海軍での会話の中。
エースを手にかけた現・海軍元帥サカズキが「ロジャーの前は間違いなく奴らの時代じゃった!!」(90巻907話)と公言したことから、ロックス海賊団が相当な実力者の集まりと分かります。
また、元・元帥のセンゴクも「テロ組織」、海賊の禁忌とされる「仲間殺し」もあったと語っていました[4]単行本95巻957話にて。
そのため目的のためなら手段を選ばない、武器に毒を塗るような非道な一味であっても不思議ではないと考えます。
サカズキとセンゴクが語るロックス[5]左上と下:単行本95巻957話、右上:90巻907話より引用
彼らにはルンバー海賊団を圧倒する力があったでしょう。
ただ、44年以上前には結成されていることは確かでも、正確な結成時期は不明です。
ロックス海賊団の始まり[6]2022年6月27日発売の週刊少年ジャンプ2022年30号付録の「Road To Laugh Tale vo.1」より引用、赤丸は追記
ブルックがやられてしまった52年前にはなかった可能性もあります。
それでも44年前時点で凶悪集団を率いるような力があったことから、少なくともそれなりの経験や実績があった=52年前も海賊だった可能性は高いと考えます。
スポンサーリンク海賊王ロジャーとは面識なし
後の海賊王となる「ゴール・D・ロジャー」(享年53歳、生きていれば77歳)が主役となった時代は、このロックス海賊団をロジャーとガープで倒した38年前の「ゴッドバレー事件」から。
ブルックはその前に死亡しているし、ロジャーについては「そういうルーキーが昔いた様な」といった程度の認識。
このリアクションからもロジャーの一味とルンバー海賊団が全滅するほどの戦いを繰り広げたとは考えにくいです。
ロジャーの時代の始まりとブルックの認識[7]上:単行本95巻957話、左下:52巻506話、右下:61巻603話より引用
ということで、ロックスや後にロックスに所属する海賊こそがルンバー海賊団の仇かもしれないけれど「ロックス海賊団」だったかは分からないという答えになりました。
スポンサーリンクブルックと戦ったのはロックス・銀斧・王直・ミス・バッキン・毒系の能力者?
ロックス海賊団がブルックの仇だとして、誰がブルックと戦ったかを考察します。
センゴクが話したロックス海賊団のメンバー[8]単行本95巻957話にては次のとおり。
- 船長:ロックス・D・ジーベック
- メンバー:白ひげ、ビッグマム、カイドウ、金獅子のシキ、キャプテン・ジョン、銀斧、王直
上のメンバーの中+状況や非道さなどからルンバー海賊団と交戦したと怪しんでいるのは次の人々。
- ロックス
- 銀斧
- 王直
- ミス・バッキン
- 毒の能力者
候補①ロックス
「ロックス・D・ジーベック」は前述したとおり、ブルックと同じ時代を生きていて、非道さを持つメンバーを率いていたため本人にもその資質はありそうです。
今のところ年齢や能力、素顔も不明、凶悪なシルエットのみの登場です。
「世界の王」になるため「テロ組織」と揶揄されるほどの活動を行っていたようですが、何をして世界の王になろうとしていたのかは不明。
実はブルックが以前仕えていた西のある王国がロックスの手によって堕ちていた、ロックスはブルックがその国の残党だと分かっていて襲ったなんて衝撃展開もありえる…?
スポンサーリンク候補②銀斧
「銀斧」は今のところ名前だけの登場[9]単行本95巻957話にてです。
ただ「銀斧」は名前に”銀”と入っているところが”金”獅子のシキとの関連性を感じさせ、タダ者ではない予感。
スポンサーリンク候補③王直
「王直」もまた名前だけの登場[10]単行本95巻957話にて。
「王直」は16世紀に実在した後期倭寇(中国人や日本人からなる海賊)の名前でこちらも大物感があり、最終章でブルックとの因縁が判明する展開もありそうです。
1059話にて黒ひげが王直を倒して海賊島を乗っ取ったことが判明。
これは王直の退場を示すのか、それとも…。
スポンサーリンク候補④ミス・バッキン
「ミス・バッキン」(76歳)は自称白ひげの愛人で、白ひげ似の元王下七武海の一人「エドワード・ウィーブル」(首にツギハギがあるのが何とも怪しい)の母。
怪しすぎるミス・バッキン[11]左:単行本80巻802話、右:90巻 909話より引用、赤丸は追記
ロックス海賊団だったかは確定していません。
しかし40年以上前に白ひげと同じ船に乗っていた女性のためロックスの一味だった可能性はあり、失礼ながら腕力自慢にも見えないため武器に毒を塗ることもありえると考えます。
【2023/1/23追記】ミス・バッキンがかなり重要人物と判明
ワンピース1072話にてミス・バッキンがロックス海賊団のメンバーであると確定。
さらにCP0のステューシーがミス・バッキンのクローンとも分かったので、元MADSの可能性も出てきたし、白ひげの愛人説もあながち嘘ではないのかもと思えてきました。
まさか白ひげの血統因子を使って息子を作った…?
とにかくミス・バッキンの重要度が跳ね上がっています。
本当にブルックの仇かもしれないので今後も要注意!
スポンサーリンク候補⑤毒の能力者
そして最後、毒の能力者。
武器に毒が塗られていたという話ですが、ロックス海賊団に毒の能力者がいたのかもしれません。
毒と言えばインペルダウンの元署長マゼラン(47歳)の「ドクドクの実」、狂気の科学者シーザー(40歳)の「ガスガスの実」。
毒の能力者たち(左の中央にいる黒い翼の男がマゼラン、右上部にいるのがシーザー)[12]左:単行本54巻、右:68巻書影より引用
もしそうなら年齢的には彼らではなく、前の持ち主がロックス海賊団だったことになります。
スポンサーリンク白ひげ・カイドウ・ビッグマム・金獅子・Cジョンが除外されるワケ
ロックス海賊団だけれどブルックたちに致命傷を負わせてはいないと考えられるのは次のメンバー。
- 白ひげ
- カイドウ
- ビッグマム
- 金獅子のシキ
- キャプテン・ジョン
候補除外①白ひげ
白ひげの若いころ[13]左:単行本96巻書影、右:週刊少年ジャンプ2022年24号掲載『ONE PIECE』1049話より引用、赤丸は追記
「白ひげ」(本名エドワード・ニューゲート、享年72歳、生きていたら74歳)はロックスのことを呼び捨てにしていました。
ロックスと対等に近い存在だったことがうかがえます。
ただ後に最上大業物「むら雲切り」を持つ男(52年前に持っていたかは不明)が、武器に毒を塗るような戦い方はしないでしょう。
スポンサーリンク候補除外②カイドウ
カイドウ59歳→10歳[14]左:単行本101巻書影、右:1049話より引用
「カイドウ」(59歳)は当時まだ7歳でウォッカ王国にいたので海賊行為はしていません。
スポンサーリンク候補除外③ビッグマム
ビッグマムとブルック今昔[15]上:単行本85巻853話、中央:86巻170p、下:50巻487話より引用
「ビッグマム」(本名シャーロット・リンリン、68歳)とブルックはホールケーキアイランドにて接触しましたが、特に面識のあるような素振りはなし。
二人ともかなり外見が変わったからかもしれませんが、声を聞いたり、戦っても何の反応も見せたりしないということは初対面なのでしょう。
ブルックがビッグマムを「お嬢さん」と呼び、年下扱いしている感じは若干気になりますが、年下だと知っているというより紳士だからその呼び方だとも取れますよね。
また、ビッグマムはカイドウとの初対面のときに「ロックスと組むのは初めてかい?」と言いました。
ブルックとビッグマムの気になる言動[16]単行本85巻851話、週刊少年ジャンプ2022年13号掲載『ONE PIECE』1041話より引用、赤丸は追記
この聞き方だと一味に加入しているというより目的が一致したときのみの協力関係とも取れるため、ロックスに手は貸してもルンバー海賊団との交戦時にはいなかった可能性も十分考えられます。
スポンサーリンク候補除外④金獅子のシキ
「金獅子のシキ」は「劇場版ワンピース フィルムストロングワールド」で活躍したキャラクター。
本編にもロックス海賊団の一人として名前やシルエットだけは登場。
ただし映画で決着をつけたキャラクターなのでこれ以上の露出はなさそうだし、白ひげと同じように 「桜十」や 「木枯し」といった名刀を持つ男のため、武器に毒は塗らなさそうです。
スポンサーリンク候補除外⑤キャプテン・ジョン
キャプテン・ジョンとトレジャーマーク[17]左上:単行本50巻486話、左下:54巻527話、右:47巻451話より引用、赤丸は追記
「キャプテン・ジョン」はブルックが登場したスリラーバーク編にゾンビとして登場。
もしブルックとの因縁があるのならそこで対決しても良かったはず。
しかし対決はなく、ルフィがスリラーバークで見つけてしばらく着けていたキャプテン・ジョンの腕輪型トレジャーマークに対するリアクションも描かれませんでした。
スポンサーリンクまさかロックス海賊団のメンバー?
ミス・バッキンや毒の能力者がロックス海賊団だったかもしれないと考察しました。
さらに一味の可能性があるとしてシャッキーとシュトロイゼンを挙げます。
ロックス海賊団かもしれない二人[18]上:単行本90巻138p、下:86巻868話より引用
- シャッキー(本名シャクヤク、64歳)…レイリーの恋人的存在でシャボンディパークにて“シャッキー’sぼったくりBAR”を営む元海賊
- シュトロイゼン(92歳)…ビッグマムが6歳のころから行動をともにしている男
ただ二人ともルンバー海賊団と交戦していないと予想。
まずシャクヤクはブルックと単行本51巻489話にて出会っています。
40年前は海賊でガープに追いかけられた経験があり、90巻のSBSにも怪しい問答がある彼女。
ただおそらく若いころと見た目が変わらないであろうシャッキーと対面してもブルックに目立ったリアクションはなし。
一方、シュトロイゼンはビッグマムお抱えの料理人であり戦闘力にも期待できる男。
ビッグマムの驚異の食欲を見ても面白がり、利用しようとする度胸のある策士ではありますが、ホールケーキアイランド編では着地に失敗して数日寝込む有様[19]単行本87巻874話にて。
最終章にブルックの仇として登場するような器ではなさそうです。
スポンサーリンク【追記】シャッキーは先々代アマゾンリリー皇帝と判明!
長らく経歴不明だったシャッキーは1059話にて「元九蛇海賊団」の船長だったと分かりました。
最初はロックスに加入していたとも考えられなくもないですが、すでに引退済みの彼女の経歴を最終章でこれ以上複雑にすることはないかと思います。
先々々代皇帝ニョン婆も「恋はいつでもハリケーン」(東の海に伝わる諺だそう、サンジも使っていた)で国を一度出たそうだけれど、シャッキーもレイリーと恋したから国を出たのかもしれません。
だとしたら情熱的な一族ですよね。
- 先々々代ニョン婆…恋をして国を出る
- 先々代シャッキー…恋をして(?)国を出る
- 先代???…恋焦がれ死に
- 現役ハンコック…恋をして一時国を出る
ブルックはロックス海賊団と過去に戦っていた説についてのファンの感想考察
ブルックがロックス海賊団と戦っていたかどうか、ファンの考えをTwitterで調べてみました。
ロックス説の支持者が多い!
やはり多くの方が「強い同業者=ロックス海賊団」と考えていましたが、毒の使用に引っかかる読者もいました。
また、「ロックスがブルックのあとの「ヨミヨミの実」の能力者で、ゴッドバレー事件のあとロックスが黒ひげになったのでは?」といったすごい考察もありました。
確かにヨミヨミの実の力は死後に一度だけ蘇生するというもの。
蘇生したあとは能力者ではなくなり、世界のどこかでヨミヨミの実が復活していたのかもしれません。
もしロックスがブルックの仇であり、ロックスがルフィの仇敵である黒ひげならば最終章での敵対構図がシンプルにまとまりそうですよね。
スポンサーリンクルンバー海賊団を全滅させた強い同業者の正体に迫る
ルンバー海賊団の旅立ちと最期[20]上下ともにカラー版単行本50巻487話より引用
ルンバー海賊団を全滅に追い込んだ「強い同業者」の正体は「ロックス・D・ジーベック」の可能性が高いです。
ロックスは最終章に入る直前の休載期間中に発表された特別冊子「Road To Laugh Tale vol.1」にもロジャーの次ページに名前が入っていて、作中でもかなり重要な存在。
さらに実力者であるブルックに「恐ろしく強い同業者」と言わしめる存在がそんなに何人もいるとも考えにくいです。
ロックスの意思を継いでいるらしい黒ひげ(船の名前が「サーベルオブジーベック号」=ロックスの剣という意味?)とルフィに因縁があるように、ブルックにも因縁があったと最終章で判明するのではないでしょうか。
しかし、ロックス以外の候補者が全くいないのかと言えばそうでもありません。
当時活躍していたと考えられるロックス以外の海賊たちを見ていきましょう。
スポンサーリンクロックス以外の強い同業者候補は巨人族・八宝水軍・フェスタ
かつてのチンジャオと麦わら大船団[21]左:単行本72巻719話、80巻799話より引用
ブルックが偉大なる航路にいた52年前に生きていた海賊たち。
この中にロックス以外の「強い同業者」がいるか調べました。
結果、52年前に偉大なる航路にいたという描写がある海賊はいませんでしたが、偉大なる航路にいた可能性がある海賊は発見しました。
- 「巨兵海賊団」の残党
- ハイルディン率いる「新巨兵海賊団」の巨人族
- 「八宝水軍」のチンジャオ
- ブエナ・フェスタ
この中で特に怪しいのは「チンジャオ」(78歳)。
ギャング「八宝水軍」第12代目の棟梁であり、30年前までは5億超えの賞金首だった男。
しかし今や八宝水軍は「麦わら大船団」の一員となっていて、今後ブルックとの因縁があったと判明したらかなりややこしいです。
また、巨人族も「ブエナ・フェスタ」も除外してもいいと考えます。
巨人族は誇り高き種族、毒を武器にするとは考えにくく、ルンバー海賊団とその船の損傷(矢や傷の大きさが小さい)から見ても巨人との交戦はないと考えていいはず。
ブルックが巨人に対して特別な反応を示したシーンもありません。
ブエナ・フェスタは「劇場版ワンピース スタンピード」に登場するオリジナルキャラクターで50年前あたりは「海賊ケンカ祭り」なるイベントを仕掛けていた模様。
彼は主催者側なので偉大なる航路にいたとしても本人は戦ってはいないでしょう。
あとは実は過去が不明なDr.くれは(141歳)や病を治すため色々なところに行ったという元大泥棒でチョッパーの恩人ヒルルク(生きていれば75歳)も候補と言えば候補です。
しかしチョッパーの恩人vsブルックなんて構図は考えづらいですよね。
スポンサーリンクヨーキ船長生存説を検証!実は生きていてラブーンに会っている?
最後に、全滅したと言われるルンバー海賊団について。
ブルックは全滅したと言っていましたが、本当にそうでしょうか?
ヨーキ船長たちはカームベルト経由で無事離脱しているかもしれません。
クロッカスはルンバー海賊団の船が逃げ出したことを確認していると話しつつも、「生死は不明」としていました[22]単行本12巻104話にて。
つまり、死んだかどうかは分かっていません。
ヨーキ船長生存展開ありそうです。
1059話では近年「海楼石パドルシップ」なる技術が確立されたことも分かっていて、52年前でもその理屈(海楼石で難を逃れた等)で凪の帯を渡れなくもなかったかもしれません。
さらに、ヨーキ船長生存説の判断材料としてヨーキ船長の二つ名と単行本64巻631話の扉絵を挙げます。
丈夫なヨーキ船長が再会の約束を果たした?[23]左:カラー版単行本50巻487話、右:単行本64巻631話より引用
ヨーキ船長の二つ名は「キャラコのヨーキ」。
キャラコとはヨーキ船長が被っていた帽子が白木綿地だからでしょうが、キャラコは丈夫なことでも定評があります。
ちなみに実在する海賊にキャラコ・ジャックという人物もいて、彼はワンピース界の女海賊たち(ビッグマム、ジュエリーボニー等)のモデルではないかとされるアン・ボニーの恋人でした。
そして64巻631話の扉絵は双子岬でラブーンがいて、その前でクロッカスと金髪の誰かが酒を酌み交わしているところ。
編み笠の模様や金髪なところが河松に見えないこともないですが、河松はこのときワノ国の兎丼にいる[24]表紙短期集中連載「世界の甲板から」シリーズはルフィたちが2年の修業を終えたときの世界の様子を描いているので違うはず。
ヨーキ船長も金髪です。
高齢となったヨーキ船長がクロッカスを訪ねてきたという可能性はあります。
今後、ブルックがルフィたちと世界一周を果たし、ラブーンとヨーキ船長に再会する感動シーンが見られるかもしれません。
再会を今一度決意するブルック[25]カラー版単行本50巻488話より引用
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スポンサーリンクまとめ
『ONE PIECE』(ワンピース)のキャラクターであるブルックが生前戦ったという「恐ろしく強い同業者」について検証しました。
SNS上などで噂されているとおり、ロックス海賊団もしくはロックス本人が怪しいという結論になりました。
52年前の実力者で非道さを持つ海賊としてロックスが一番条件に当てはまっていたからです。
また、ルンバー海賊団の船長ヨーキの生存説についても検証。
実はヨーキ船長は生きていてラブーンと一緒にブルックを待っている可能性はあるとしました。
最終章では強い同業者の正体が判明して仇を討ち、ラブーンたちと感動の再会することを期待します!
以上、『ブルックはロックス海賊団と過去に戦っていた説を検証!ルンバー海賊団を全滅させた強い同業者の正体に迫る』と題してお伝えしました。
スポンサーリンク脚注
↑1 | 左:尾田栄一郎著『ONE PIECE』(集英社)単行本47巻459話、右:2022年6月27日発売の週刊少年ジャンプ2022年30号の「Road To Laugh Tale vol.1」より引用 |
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↑2 | 上:カラー版単行本50巻487話、下:488話より引用、赤丸は追記 |
↑3 | 単行本46巻443話より引用、赤丸は追記 |
↑4, ↑8, ↑9, ↑10 | 単行本95巻957話にて |
↑5 | 左上と下:単行本95巻957話、右上:90巻907話より引用 |
↑6 | 2022年6月27日発売の週刊少年ジャンプ2022年30号付録の「Road To Laugh Tale vo.1」より引用、赤丸は追記 |
↑7 | 上:単行本95巻957話、左下:52巻506話、右下:61巻603話より引用 |
↑11 | 左:単行本80巻802話、右:90巻 909話より引用、赤丸は追記 |
↑12 | 左:単行本54巻、右:68巻書影より引用 |
↑13 | 左:単行本96巻書影、右:週刊少年ジャンプ2022年24号掲載『ONE PIECE』1049話より引用、赤丸は追記 |
↑14 | 左:単行本101巻書影、右:1049話より引用 |
↑15 | 上:単行本85巻853話、中央:86巻170p、下:50巻487話より引用 |
↑16 | 単行本85巻851話、週刊少年ジャンプ2022年13号掲載『ONE PIECE』1041話より引用、赤丸は追記 |
↑17 | 左上:単行本50巻486話、左下:54巻527話、右:47巻451話より引用、赤丸は追記 |
↑18 | 上:単行本90巻138p、下:86巻868話より引用 |
↑19 | 単行本87巻874話にて |
↑20 | 上下ともにカラー版単行本50巻487話より引用 |
↑21 | 左:単行本72巻719話、80巻799話より引用 |
↑22 | 単行本12巻104話にて |
↑23 | 左:カラー版単行本50巻487話、右:単行本64巻631話より引用 |
↑24 | 表紙短期集中連載「世界の甲板から」シリーズはルフィたちが2年の修業を終えたときの世界の様子を描いている |
↑25 | カラー版単行本50巻488話より引用 |