モモの助が28歳の大人化！身長306cmのイケメンに描いた尾田先生の想いとは？身長体重結婚相手まで徹底考察

週刊少年ジャンプ連載中の人気漫画『ONE PIECE』。

このワンピース史上最長となったワノ国編でモモの助が28歳の”大人化”をしました。

ネット上ではその素顔について「イケメンになった」、「おでんに似ている」、「あんまり似ていない」等、様々な声が上がっています。

そこでモモの助がどんな風に変わったのかを調査！

おでんやトキとの比較、身長体重結婚相手、ファンの反応、尾田先生の想いなどを徹底考察しました。

さらに、最近のパシフィスタの進化からモモの助への影響も予想します。

モモの助は大人化でおでんよりイケメンに！

この記事で取り上げる作品はみなさんご存知の大人気漫画。

尾田栄一郎著『ONE PIECE』（ワンピース、集英社）既刊103巻

直近では連載史上最長となった「ワノ国編」で大盛り上がりでした。

中でもワノ国編の重要キャラクター「光月モモの助」（こうづきもものすけ）が大人化してイケメンになった時はたくさんの反響がありました。

左：初登場時8歳のモモの助（錦えもんの子のフリをしていた）／右：大人化した外見上28歳のモモの助^[1]尾田栄一郎著『ONE PIECE』(集英社)より引用、左は単行本70巻696話、右は週刊少年ジャンプ2022年27号掲載1051話

イケメンモモの助は父おでんにも母トキにも似ていない？

大人化してイケメンになったモモの助ですが、父であるおでんとも、母トキともそこまで似ていません。

おでんは歌舞伎メイクっぽい感じ、トキと日和はワンピース界では比較的ノーマルな顔立ちの美女、モモの助も凛々しく整ったノーマルな顔立ちです。

左上：モモの助外見上28歳／右上：おでん39歳／左下：日和26歳／右下：トキ36歳^[2]左上：週刊少年ジャンプ2022年38号掲載1057話、右上：単行本96巻970話、左下：95巻955話、右下：96巻971話より引用

しかし意志の強さが宿る眉と口元、目の形といったパーツは似ています。

あとは体とリアクションが大きいところ、雰囲気、カリスマ性もおでん譲り。

しのぶやヤマト、祖父であるスキヤキがおでんに似ていると言っているのは、そこら辺におでんの面影を見ているからではないでしょうか。

上：お盆を乗せると若干おでんなモモの助／下：祖父の目にもおでん^[3]上：週刊少年ジャンプ2022年28号掲載1052話、下：週刊少年ジャンプ2022年36・37合併号掲載1056話より引用

昔と比べてどう変わった？身長は306cmで体重206kg？

体だけが大人化したモモの助は具体的にどう変わったのでしょうか。

身長や体重、強さ、性格などを比較、考察していきます。

• 外見年齢：8歳→28歳
• 身長：110cm→306cmくらい（196cmアップ！）
• 体重：20kgくらい→206kgくらい（186kg増！）
• 強さ：一人で飛ぶのもやっと→鬼が島を止めて熱息を放つ
• 性格：甘えん坊→ちょっと甘えん坊

まず身長295cmの錦えもんと並んで立った時、明らかにモモの助が高かったので3m超えは間違いありません。

父おでんの身長は382cm、トキ190cm、祖父スキヤキは214cmと結構な高身長一族なので、モモの助が3ｍ越えでも不思議ではありませんよね。

さらに身長170cmで8頭身の日和を抱き止めた際も頭5個分くらい高く、前かがみになっていて、顔を日和に向けるために下げていたことを考慮すると誤差30cmくらいあると考えられます。

というわけで計算してみると170÷8＝21.25、21.25×5＝106.25、170＋106.25+30＝約306cm！

左：錦えもんと並ぶモモの助／右：日和を抱き止めるモモの助^[4]左：週刊少年ジャンプ2022年36・37合併号掲載1056話、右：週刊少年ジャンプ2022年27号掲載1051話より引用、青丸と線と数字は追記

体重についてはワンピースのキャラ全体にデータがないため、見た目や平均的なBMI（20代の男性22.3）から推測しました。

強さについては作中で十分に見せてくれたので急成長を遂げたことが分かっています。

初登場時には弱々しい龍だったモモの助は、ワノ国編終盤、ワンピース1050話では鬼ヶ島を抱えて着地させ、1055話では緑牛にも通用する熱息を放ちました。

また性格的にも将軍となってたくましくなったかと思われていました。

しかし、1052話ではナミに抱き着いて甘える、1057話では泣きながらルフィを引き留めるなどまだまだ8歳の片りんを見せています。

内面はワノ国の復興、統治していくなかで育っていくのかもしれません。

鬼滅の刃の最強剣士・縁壱にも似ている？

大人化したモモの助の外見がワンピースや他の作品のキャラクターに似ているという声をいくつか発見しました。

メンバーはワンピースのワイパー、キング、サガ、鬼滅の刃の縁壱、フェアリーテイル のグレイとガジルです。

早速声が多かった順に並べてみました↓

上：モモの助／①縁壱／②ワイパー／③キング／④グレイ／⑤ガジル／⑥サガ^[5] … Continue reading

ぱっと見で似ているキャラもいれば、そこまででもないというキャラもいますね。

パーツや雰囲気なども検証して、似ている度も星5つ満点で採点してみます！

その①似ている度☆☆☆：鬼滅の刃の縁壱

同じ週刊少年ジャンプで連載していて社会現象を巻き起こした『鬼滅の刃』（吾峠呼世晴著、集英社、全23巻）に出てくる始まりにして最強の剣士である継国縁壱（つぎくによりいち）。

凛々しい剣士らしい出で立ち、なびく長髪、にじみ出るカリスマ性が確かに共通しています。

まだまだ余裕のないモモの助、ちょっとしたことでは取り乱さない縁壱、性格面が大きく異なることもあり「似ている度」は☆3つ。

その②似ている度☆☆☆☆：ワイパー

ワイパーは空島編（単行本24巻～32巻）で登場したシャンドラの戦士。

初登場時の攻撃的な感じ、そり込みの入った特徴的な髪形のせいで分かりにくいかもしれませんが、空島編から2年後のワイパーは髪も長くなり、誇り高さを感じさせる口元がやはりモモの助に似ています。

6人の中ではワイパーが一番似ているキャラクターだと感じたので☆4つ。

その③似ている度☆☆：キング

キングはワノ国編でゾロと壮絶な闘いを繰り広げたカイドウの右腕的存在。

長らく仮面を被っていましたが素顔がワンピース1035話でお披露目、渋いイケオジなことが判明しました。

長髪と目元あたりがモモの助に似ていないこともありませんがそこまで似てはいないので☆は2つ。

ワノ国編のキャラクター、素顔を後から公開するという点が共通しているので印象が近く、似ていると感じる方が多かったのかもしれません。

その④似ている度☆☆：フェアリーテイルのグレイ

6 風吹けば名無し「フェアリーテイルにいそう」

ワンピース考察サイト「アニメ・ゲーム 最速情報 ”ドンドン”」内「【ワンピース】大人『モモの助』に言いたい放題のスレ、これが新将軍だ！！」スレより引用

前からワンピースと絵柄が近いと話題になっていた真島ヒロさんの代表作『フェアリーテイル』（講談社、全63巻）に登場するキャラクターに似ているという意見もありました。

黒髪でイケメンと言えばグレイなので比較してみました。

眉と三白眼の角度が似ていると言えば似ているかなという感じなので☆2つ。

その⑤似ている度☆☆：フェアリーテイルのガジル

フェアリーテイルで黒い長髪であり目つきが鋭いキャラクターとしてガジルも挙げます。

モモの助よりもちょっと凶暴さが強い感じがするので☆2つ。

その⑥似ている度☆☆：サガ

（筆者コメント）「大人モモの助を見て誰に似ているのか考えていたら劇場版に出て来たゾロの親友サガとワイパーを足したような見た目ですね。」

ワンピース考察サイト「アニメ・ゲーム 最速情報 ”ドンドン”」内「【ワンピース】大人『モモの助』に言いたい放題のスレ、これが新将軍だ！！」スレ冒頭コメントより引用

サガとは2004年に公開された劇場版『ONEPIECE 呪われた聖剣』に出てくるオリジナルキャラクター。

海軍の道場の師範、ゾロの幼なじみでもあります。

帯刀しているところ鋭い眼差しと固く閉じられた口元が大人化したモモの助に若干似ているので☆3つ。

大人化の副作用はまさかのパシフィスタ化？

立派になったモモの助ですが、カイドウとオロチの支配を脱して将軍になっても全ての問題が片付いたわけではありません。

ワノ国にある古代兵器プルトン、国の復興、そして読者の間で特に心配されているのが大人化の副作用。

しのぶの「ジュクジュクの実」の力で大人に成熟したモモの助ですが、その際には元に戻れないことしか言及していなかったので、しのぶの能力についての副作用ではありません。

心配されているのはモモの助が口にした人造悪魔の実の副作用です。

天才Dr.ベガパンクがカイドウから抽出した血統因子で創ったこのSMILEは失敗作とされています。

上：失敗作だと語るシーザーの部下／左下：青龍カイドウ／右下：赤龍モモの助^[6]上：単行本69巻685話、左下：単行本92巻書影、右下：102巻書影より引用

今までは問題が表面化しなかったけれどモモの助が大人化して副作用が発現する心配があります。

まだ登場していないDr.ベガパンクが出てきたときにその失敗とは何か、副作用の有無が明かされるのかもしれません。

Dr.ベガパンクの天才ゆえのこだわり「色もカイドウとお揃いにしたかった」とかだったらいいのですが…（←【11/26追記】1067話でやはり色を同じにしたかったことが分かりましたが他にはないのかな？）

1059話で登場した少女のパシフィスタが伏線？

ワンピース1059話ではルナーリア族とハンコックの要素が入ったパシフィスタが登場。

かつてキングは政府の実験体にされ、ハンコックは奴隷だった時期があり、その際に血統因子が抽出されて今回のパシフィスタができたのかもしれません。

そうだとすればカイドウの血統因子から作られたSMILEを口にしたモモの助にも何らかの影響がでそうです。

モモの助大人化（人間ver）は2023年10月1日放送のアニメで放送

ついに、ついに、アニメ1078話にてモモの助が大人になった姿がお披露目！

回想に泣かされ、堂々と登場したモモの助に泣かされ…最高でした。

ファンのリアクションは嬉しい反面やはり寂しい？

モモの助が大人化したことでSNS上では様々な反応がありました。

Twitter上の一部の意見を見てみましょう。

立派だった、感動したといった声が多かったです。

その中には8歳のモモの助にもう会えないことの寂しさ、中身は8歳なのに28歳として生きていくことの難しさを案ずる声もありました。

確かにワンピース1052話で8歳らしくナミに抱き着いたのに殴られたシーンがあり、ああいうことが今後も起こるかもしれないんですよね。

ただモモの助は早く一人前になろうと努力するだろうし、錦えもんを始めとした赤鞘の侍たち、祖父スキヤキ、妹日和、ワノ国の人みんながしっかり支えてくれるのできっと大丈夫！

モモの助がおでん似じゃなく描かれている理由と今後の活躍は？

尾田先生ならばモモの助の姿をもっとおでんに寄せることができたはずです。

しかしそれをしなかったのは何か理由があるのではないでしょうか。

尾田先生はモモの助におでんとは別の生き方をして欲しかった？

尾田先生がモモの助の外見をおでんに寄せすぎなかった理由は、次のことが関係していると考えます。

• 意思は継いでもおでんとは別人だから
• おでんと違う結末にするから
• 母トキの存在感を出したかった

尾田先生は「自由」をとても大事なこととして描いています。

主人公であるルフィが海賊王について次のように言っていることもそれを表しているように感じます。

ルフィ「この海で一番自由な奴が海賊王だ！！！」

尾田栄一郎著『ONE PIECE』52巻506話(集英社)より引用

そのためモモの助をおでんそっくりにしたら、モモの助がおでんの代わりに見えてしまうと危惧したのではないでしょうか。

誰かの身代わりとして生きるなんて「自由」ではないですよね。

さらに1023話で大人化しても素顔が公開されるのが1051話と結構な期間が空きました。

これは「仇討ちを成すまではみんなに顔向けできない＝顔出ししない」という意図や「開国するか否かの自分なりの意見がない＝自分（顔）がない」の暗示にも取れます。

モモの助がやるべきこと、決めるべきことを成したからこそ1051話で初めておでんとは異なる顔を尾田先生は描いたのかもしれません。

また、モモの助や日和には母トキのDNAを感じさせる麗しさがあります。

それは「トキトキの実」の力で800年の時を超えた母トキの存在を忘れさせないためとも思えます。

何があって800年の時を超えることになったのかを今後描くために、トキの子たちに面影を残したのではないでしょうか。

モモの助は最終章でも登場

ワンピース1057話ではモモの助はワノ国に残り、ルフィはワノ国から出航しました。

ここからワノ国についての描写は減ることになります。

しかしなくなることはありません。

まずワノ国には古代兵器プルトンが残されたままであり、おでんは何故かプルトンを解放しようとしていましたがその理由はまだ描かれていません。

またモモの助の母トキやモモの助の命令を聞くゾウ「ズニーシャ」が失われた100年について知っています。

ワンピースを巡って大きな戦いが始まったり、800年前の歴史の話が出たとき、ワノ国が巻き込まれたり、ワノ国の現在が描かれたりする可能性は高いです。

となると1051話のナレーションでも言われていた将来の「名将軍」モモの助の登場も期待できますよね。

ワノ国の復興をしているのか、それともSMILEの副作用や外交に悩んでいるのか…。

どちらにしても描かれるのが待ち遠しいです。

ワノ国ではモテモテで結婚相手はやはりお玉？

左：和装も似合うキャロット／中央：くのいち見習いお玉／右：とある町民^[8]週刊少年ジャンプ2022年38号掲載『ONE PIECE』1057話より引用

ワンピース1057話でモモの助が町を歩き、町のみんなから声を掛けられるシーンがありました。

その内の一人の若い女性からは「♡」が出ていました。

モモの助は子供という立場を利用してナミやロビンに抱き着き、お風呂に入っていた女好きな少年なので悪い気はしないはず。

今後はモテモテ将軍になるかもしれません。

ただ鬼ヶ島の戦いを切り抜けた同世代のお玉はモモの助にとってやはり特別な存在だと思います。

しのぶは今も昔も光月家の忍者軍、弟子となったお玉は今後もモモの助の傍にいます。

この二人が将来的に結ばれる展開もあるのではないでしょうか。

あとは大穴として同じ国を支える立場となったモコモ公国の新女王キャロットもアリだと考えます。

侍とミンク族の絆は鬼ヶ島の戦いでさらに深まったでしょうけれど、もし二人が結ばれれば両国の絆はさらに強まりそうです。

モモの助の今後は、結婚相手のこと込みで楽しみですね！

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まとめ

ワンピースのモモの助大人化について考察しました。

顔立ちが父おでんや母トキにあまり似ていないというところからスタートし、身長は306cmで体重206kgくらいではないかと推測。

また、大人化モモの助に似ているキャラクターを6人ほど並べて検証したところ2年後のワイパーが一番似ているという結論になりました。

そしておでんと似ていないモモの助はこれからもワノ国で成長をつづけ、おでんとは異なるタイプの名将軍になると考えました。

最終章に入ってもモモの助およびワノ国は出てくるはずなので、再登場を楽しみに待ちましょう！

以上、「モモの助が28歳の大人化！身長306cmのイケメンに描いた尾田先生の想いとは？身長体重結婚相手まで徹底考察」でした。