週刊少年ジャンプの人気漫画『ONE PIECE』(ワンピース)に登場する不思議な力を与える「悪魔の実」。
この悪魔の実の正体についてワンピース界№1の天才科学者Dr.ベガパンクが言及。
人類の望んだ未来の姿ではないかと仮説を立てていました。
ここではワンピース1069話でベガパンクが明かした内容、答え合わせがしてくれるのはイム様ではないかと考察していきます。
スポンサーリンク【1069話】ベガパンクが遂に悪魔の実の正体に言及!
今回考察するのこちらの漫画。
尾田栄一郎著『ONE PIECE』(ワンピース、集英社)既刊104巻
このワンピースに登場するアイテム「悪魔の実」の正体についてです。
悪魔の実は食べることで不思議な能力を使えるようになり、その能力には色々な種類があります。
その他のルールとしては…
- カナヅチになる
- 海の成分でできた海楼石に触れると力が抜ける
- 能力者が死ぬと世界のどこかでまた同じ悪魔の実が誕生する
- 基本的に一人一つしか食べられない、二つ目を食べると爆発する(黒ひげは例外)
- 覚醒すると周囲に影響を及ぼす(例:イトイトの実→通常は体から糸を出せる、覚醒後は周囲も糸にできる)
- 生物でないものにも食べさせられる(例:イヌイヌの実を食べた銃犬ラッスー)
- 悪魔の実の能力は再現できる
といったことが挙げられます。
かなり色々なことが分かっていたわけですが、それでも何故そんな実が存在しているのか、その正体などは明らかになっていませんでした。
しかし、ワンピース1069話”万物は望まれて、この世に生まれる”にて、悪魔の実の正体について仮説を立てた人物がいました。
Dr.ベガパンクです。
スポンサーリンクベガパンクの仮説|悪魔の実の正体は人類が望んだ未来の姿
Dr.ベガパンクはこれまで悪魔の実の研究を行い、上で挙げたルールをいくつも発見してきた人物。
そんなベガパンクが悪魔の実の正体について1069話で仮説を話しました。
悪魔の実というのは人類がなりたいと望んだ未来の姿、つまり進化の可能性の具現化でした。
さらにそれは自然の法則に反することだから自然の母「海」に嫌われるとつづけています。
2022年12月12日発売週刊少年ジャンプ2023年2号掲載ワンピース1069話より引用
仮説を聞いた麦わらの一味は絶句していましたが説得力はあります。
例えばルフィが食べた「ヒトヒトの実 幻獣種 モデルニカ」。
“幻獣”とは伝説や伝承上の存在であり、それが実在したら幻獣ではなくなります。
あくまで空想上の存在として成立させるためには、物理の法則を無視して顕現したという形にしなくてはいけません。
可能性の具現化はまさに“それ”ですよね。
ベガパンクの仮説は正しいのではないでしょうか。
スポンサーリンク可能性と想いの重要性は伏線としてあった
Dr.ベガパンクの仮説は驚くべきものでしたが、思えば麦わらの一味の冒険に伏線があったと感じられます。
麦わらの一味の冒険は常に困難で、ありえないというような出来事が起こり、勝てないと思えるような敵に勝ってきました。
想いの強さと可能性がわずかでもあれば達成できると描かれています。
スポンサーリンク伏線①空島にログを奪われたシーン
物語中でも断言しているシーンがありました。
尾田栄一郎著『ONE PIECEカラー版』24巻218話より引用
空島にログを奪われたシーンです。
ルフィたちはその後、嘲りの町「モックタウン」の酒場で空島の情報を集めようとして、空島なんてないと笑われました。
しかしルフィたちは「ある」と信じ、行動して、実際に見つけることができました。
船が落ちてきた際のモノローグを実現してみせたのです。
スポンサーリンク伏線②ウソップの嘘が現実になっている
あとはウソップ。
ウソップは故郷の町でたくさんの嘘をついていました。
しかしその嘘は麦わらの一味の冒険で次々実現しています。
- 海賊が攻めてきた発言→実際に攻めてきた
- 巨大な金魚の糞→リトルガーデン編で実在していると判明
- 小人の国で巨大な金魚→トンタッタ王国で実現
- 伝説のモグラ→ゲダツのウッカリ青海暮らしで出現
- ドラゴンが出た→パンクハザードにいた
- ケルベロス→スリラーバークにいた
- 伝説の薬→チョッパーがなる?
空島編のシーンやウソップの嘘が実現するという事実は、空想こそが重要であるという伏線と考えられます。
今後はその力が「ひとつなぎの大秘宝」(ワンピース)や世界を形成しているとか、壮大な話に繋がっていきそうな予感もあります。
スポンサーリンクベガパンクの仮説の答え合わせをしてくれるのはイム様?
ベガパンクの悪魔の実の正体についての仮説は合っていると予想します。
食べただけで人の限界を超えるような力の正体は他にはありえないと思えるからです。
さらにベガパンクには悪魔の実の研究実績があり、力の一部を再現できているため信憑性も高いですよね。
では誰が答え合わせしてくれるのでしょうか。
知っていそうな人、存在として挙げられるのは次のとおり。
- 五老星:ルフィの実の真の名前を知っていたから
- イム様:そんな五老星を従えているから
- ズニーシャ:800年前から生きているから
- ジョイボーイ:失われた歴史を知っているから
- ラフテル:ジョイボーイが遺したらしきものだから
一番知っていそうなのはイム様ですが、まず麦わらの一味はその存在を知らないし、マリージョアというのも場所的に遠いですよね。
ズニーシャも所在不明だし、ジョイボーイも故人だし…どこから情報を得るにしても困難な道となりそうです。
スポンサーリンク悪魔の実の力の正体について読者の声は?
読者が考える悪魔の実の正体についてTwitterで調べてみました。
一部をご紹介します。
人の可能性にも限りがあるから何でもできるというわけではないという考察に多くの賛同が集まっていました。
確かに思いつかないことを思うことはできませんよね。
世界政府が歴史を禁じたのも、知らなければ考えられない、反抗もできないという意思があってのことなのでしょう。
また、東の海は悪魔の実を信じていないから弱いという点は新鮮かつ説得力がある声と感じました。
さらに悪魔の実を形成するために「そうなりたい」と願った人たちに思いをはせる読者もいました。
「スベスベの実の力を願ったのはやはり女性だろう」「ホビホビの実は子供じゃないか」と考えるのも楽しいですね。
正体を明かしてなお謎が残り、分かったことでも楽しみを見出せる構成、最高です!
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スポンサーリンクまとめ
ワンピースに登場するベガパンクが仮説として話した「悪魔の実」の正体について考察しました。
ベガパンクはワンピース1069話にて、悪魔の実は人類が望んだ未来の姿だとして、不自然だから自然の母に嫌われると発言。
この仮説は納得のいく部分が多く合っているのではないかと予想。
また、答え合わせができる存在として五老星やイム様、ズニーシャ、ジョイボーイなどを挙げました。
重要な秘密なので簡単には明かされないとは思いますが、早く答えが知りたいですね!
以上、「【1069話】ベガパンクが遂に悪魔の実の正体に言及!答え合わせをしてくれるのはイム様?」をお伝えしました。
スポンサーリンク脚注
↑1 | 左:ワンピースカラー版単行本24巻218話、右:ワンピース単行本65巻643話より引用 |
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