2024年3月25日(月)発売の月刊アフタヌーンに掲載される漫画『スキップとローファー』60話ネタバレ考察をお届け。
スキップとローファー前話59話「ギラギラの進路<②>」では、風上先輩が兼近先輩にダイバーのソフビの話をしました。
そして花ちゃん先生の決意表明を聞いたことで、風上が進路の答えを出したようで…?
ここではスキップとローファー60話のネタバレ考察、感想、展開予想などをお伝えしていきます!
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スポンサーリンクスキップとローファー60話の展開を予想してみた
ここでは、高松美咲著『スキップとローファー』(講談社)60話以降の展開について考察します。
前話までのネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
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講談社のサービス「コミックDAYS」は待つと無料で読めるので、そちらを利用される方も多いです。
スポンサーリンク前話までのおさらい
スキップとローファーScene59「ギラギラの進路<②>」では、
- 兼近と風上がダイバーの話をして相互理解を若干深める
- 学校に戻った風上がシングルで出産する予定の花園先生に対する風当たりの強さを知る
- ただ花園は折れることなく言い返し、風上から心境の変化はあったのかと聞かれると、具体的な話はせず、決意表明だけを示す
- その答えは風上の心に届き、風上は進路をT大からK大に変えようとして…
- 一方、みつみたちも花園と会い、みつみがサプライズをバラすというアクシデントあり
- 花園はいつものように笑っている
ここからどうなっていくのでしょうか?
展開を予想していきます!
スポンサーリンク展開考察|風上先輩が親とぶつかって進みたい道へ行く?
スキロー59話では、風上が兼近と話し、ダイバーのソフビを失ったことは自分にとって大事なことだと気づきます。
さらに花園と話をして、要領よく生きる人間の変化という実例を目の当たりにしていました。
風上はその後、当初の志望校のはずのT大からK都大の赤本を手に取っています。
おそらく、自分の進みたい道に行く、または進みたい道を見つけるために親元から離れるような選択をしたいと考えたのでしょう。
風上の父親はかなり高圧的で息子の意見を許さないタイプ。
母親も息子の大事にしている物を知らない、あるいは知っていても深く考えず勝手にあげるような感じです。
親元から離れて自分の人格を守りたいとか、本来の自分を取り戻したい、自分を見つけたいといったことを考えたとしてもおかしくないですよね。
K都大が父親の思惑から外れる進路なら衝突しそうですが、案外風上なら、これまで築いた親からの信頼や実績、コミュニケーション能力でうまく意見を通す可能性もある…?
スポンサーリンク展開考察|みつみと志摩くんがおいしいものを食べる
夏休み明けの志摩は演劇に対し、かなり真剣に取り組んでいます。
57話では兼近先輩に対し「ありますやる気」と言うほど。
ということは、単行本2巻6話(アニメでは4話)でみつみと交わした「おいしいもの」の約束が果たされる日も近い…!
「これからもし志摩くんにやりたいことができたら どうなっても志摩くんの行きたいとこ行っておいしいもの食べよう!」
高松美咲著『スキップとローファー』(講談社)2巻6話より引用
時期としては演劇の大会の後、あるいは大会後に例の飲酒騒動の関係者と決着がついてからでしょう。
今の志摩の様子であれば、みつみへの告白もありえそうですよね。
志摩の行きたいところ、食べたいものも気になります。
これまで志摩の好みについてあまり描かれていませんが、みつみは知っていたりするのでしょうか。
スポンサーリンク展開考察|読者は兼近先輩と花ちゃんをますます好きになる
スキップとローファー59話を読んだ読者の気になる反応をピックアップ。
スキロー59話を読んだ読者の多くが、兼近先輩と花ちゃん(花園)先生のことをさらに好きになっていました。
兼近先輩のブレない真っすぐさいいですよね。
58話の風上にとっては毒になったようですが、59話では薬になって良かったです。
花ちゃんについては、かっこよかった、人間性が尊敬できるという声が多く集まっていました。
スポンサーリンクスキップとローファー60話ネタバレ
スキップとローファー60話は、2024年3月25日(月)発売の月刊アフタヌーン4月号に掲載。
内容は次のとおり。
スキップとローファー60話ネタバレ|タイトルは「モニョモニョの発言」
- 関西への修学旅行の準備が着々進行中、みつみのA班にはマコト、八坂、氏家、あと男子二人が入る
- 志摩はしおりに書いてあったA班メンバーを見て、氏家とみつみが一緒なことにモヤモヤ
- さらにミカが夜の自由時間にみつみたちと散策すると知って、女子だけなのかと落ち込む
- 演劇部にて「フランケンシュタイン」を演じる志摩の迫力、レベルの高さに部員たち驚く
- 志摩自身も演じるのを楽しみ、うまくなりたいと考える
- その後、みつみが氏家が修学旅行の服を買いに行く相談をしていると志摩と遭遇
- 氏家が逃走したあと、志摩とみつみが話す
- 志摩は行きたいところに行くという約束を果たしてほしい、京都で一緒に行動したいと伝える
- みつみは調整すると言って立ち去り、ミカたちに相談、志摩くんの気持ちについて審議
- 答えが出ずに通りかかった八坂に相談、深読みする必要はないと判断される
- みつみは3日目の自由行動に予定を入れることを決意して志摩のもとへ
- 次号休載、次は5月25日…?
スキップとローファー60話ネタバレ感想考察|志摩くん良かったね!
修学旅行前のあれこれが描かれました。
印象的だったのは、ミカが気にしていた女子内の政治(イケメン志摩との距離感)、相手の気持ちを深読みすることの無意味さなどが、説得力満点でお届けされたこと。
先生の言語化能力の高さがすごい…!
あと構成力もさすがでした。
例えば氏家とみつみが話しているシーン。
みつみの「そりゃ最低限はあるけど?」という声から始まる会話シーンは、おそらく人付き合いが不器用な氏家が「服を持っていますか?」というような質問をしたことから始まったはず。
この質問が省略されているところがすごいと感じます。
氏家の質問が書かれていた場合、読者もみつみと同じ結論「修学旅行に着ていく服があるか聞きたいんだな」にたどり着くと思います。
ただ一瞬「何でそんな質問を?」と考えなくてはいけなくてノイズになりますよね。
さらにみつみの「?」というリアクションのコマが必要です。
しかし、氏家の発言をカットしてみつみの結論から描くと、意図が伝わってくるしコマも省略できて物語の進行がスムーズ。
すごい…!
あと良かったのは、志摩くんのモヤモヤのあとで、演技力の高まりを描いていたこと。
このギャップが志摩くんの良さであり、応援したくなるところですよね…。
修学旅行も演劇の大会もますます楽しみになりました。
ただみつみの実家への旅行とは違って、修学旅行は団体行動。
トラブルも結構ありそうです。
みつみと志摩が巻き込まれ、やはり付き合うのは無理かも、という展開にならないと良いのですが…。
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