五条悟vs伏黒の体に入った宿儺|戦力分析して弱点と勝つ方法を考察してみた

五条悟vs伏黒の体に入った宿儺|戦力分析して二人の弱点を考察してみた呪術廻戦

『呪術廻戦』に登場する最強の術師「五条悟」が復活し、呪いの王「宿儺」と戦うことになりました。

1巻3話と221話で五条は「勝つさ」と断言していましたが、根拠はあるのでしょうか?

五条悟と伏黒の体に入った宿儺の戦力を分析し、二人の弱点や勝敗を予想します。

両者の力が気になる方、五条の無下限呪術や宿儺の術式についておさらいしたい方、ぜひチェックしてみてください!

随時バトルの途中経過も追記します。

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【9/25追記】五条vs宿儺の最終結果

週刊少年ジャンプ2023年25号掲載『呪術廻戦』223話から五条vs宿儺スタート。

白熱するバトルは236話にて決着しました。

まだ見たくないという方は飛ばしてくださいね。

呪術廻戦223話、伊地知さんとか歌姫とか理事長などのサポートも五条が先攻。宿儺の腕を吹っ飛ばすもすぐに再生された。

つづく224話では接近戦で、五条の無限が宿儺に中和されると分かるも、互角の戦い。

『呪術廻戦』223話と224話のバトルハイライト

『呪術廻戦』223話と224話のバトルハイライト

223話と224話のバトルハイライト[1]芥見下々著『呪術廻戦』223話、224話より引用、青枠は追記

225話で両者が領域展開。

宿儺の閉じない神業領域「伏魔御廚子」が五条の領域「無領空処」を押しつぶすように壊す。

術式が焼き切れた(普通は領域展開後に焼き切れる)らしき五条の首が斬られる。

五条ピンチ!

ただ226話で五条は、反転術式をしながら接近戦を継続、隙を見て術式を治癒。

術式反転「赫」で宿儺を吹っ飛ばした。

もう少し詳しい状況は226話感想考察をチェック。

227話では五条が領域展開して破られると、三回目として領域を包んで小さくする作戦に出る。

228話でこの作戦は成功、伏魔御廚子がついに崩れ、宿儺は負傷。

229話では5度目の領域展開で宿儺が無量空処を浴びて行動不能になるも、無量空処に適応済みの魔虚羅が登場…。

235話では五条が遠隔操作の茈を炸裂させ魔虚羅を倒して優勢に。

しかし、236話で宿儺が魔虚羅の手本を見て、世界そのものを斬る斬撃を完成させていたことが判明、五条は死亡しました。

 

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五条悟vs宿儺の伏線は1巻3話だけではない

芥見下々著『呪術廻戦』1巻3話にて、宿儺は五条悟に対して宣戦布告していました。

「小僧の体モノにしたら真っ先に殺してやる」

芥見下々著『呪術廻戦』1巻3話

それに対し五条は、呪いの王である宿儺に狙われるなんて光栄だと返し、全盛期の力を持つ宿儺との戦いはきついと言いつつも「勝つさ」と断言。

表情は分からないものの躊躇はなく、確信めいたものを感じさせます。

そして200話以上経た今、獄門疆から五条悟が解放され、宿儺が自由になる体を手にしました。

近いうちに五条と宿儺が戦う展開は必然と言えます。

また直近では、平安の術師・万(よろず)が宿儺と五条の共通点について言及しています。

呪術廻戦218話にて、宿儺は他を寄せ付けない強者だからこそ孤独だと万は言いました。

五条も伊地知(11話)や夜峨(78話)とのやり取りの中で、自分が圧倒的強者だという旨を語っています。

さらに五条と宿儺の単行本表紙の構図はほぼ同じ。

呪いと呪術師、相反する存在の最強同士、戦う運命にあるのは必然と言えるでしょう。

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五条は宿儺の術式を知っているけれど負ける?

呪術廻戦221話にて、五条悟vs宿儺が2018年12月24日に行われることが決定しました。

五条には、宿儺に勝利宣言できるだけ根拠があると考えられます。

それは自身が最強だからではないはずです。

五条は自分が強いだけではダメだと言って後進を育てていますが、それが過信していない事実を裏付けています。

さらに五条は、秤と乙骨と虎杖が自身と並ぶ術師になると明言。

五条は自分を含む術師たちの戦力と宿儺の情報を以て、勝てると踏んでいるのではないでしょうか。

ちなみに宿儺の術式の情報が人間側に伝わっているのは、宿儺vs漏瑚のときに判明しています。

呪術廻戦115話にて、漏瑚は宿儺が炎のようなものを使って意外だと反応を見せます。

そこで宿儺は「そうか知られているものと思っていたが そもそも呪霊知らぬはずだ」(115話)と発言。

これはつまり、宿儺の術式は人間側には知られていることを指し、五条が宿儺の術式を知っていてもおかしくないと分かります。

ただ宿儺は現在、伏黒の術式も使えるようになっています。

伏黒の術式は先代の無下限呪術の使い手と相打ちになったすごい代物…。

この点を考慮して、五条vs伏黒の体に入った宿儺では五条単独での勝利は厳しいと予想します。

つづいで、二人の戦力を見ていきます。

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五条悟の戦力|無下限呪術と六眼

五条悟は、東京都立呪術高専の教師にして現代最強の呪術師№1。

そんな五条の一番の有利な点は、呪力が見えて繊細な操作ができて、しかも呪力のロスをなくすというすごいことを可能にする目「六眼(りくがん)」を持っていること。

その目のおかげで、無限という概念を現実に持ってくる「無下限呪術」(繊細な呪力操作を要する)が使えるそうです。

無下限呪術とは無限を現実に持ってくることで、敵の攻撃が当たらない、空を飛べる、瞬間移動ができるなどの最強の術式。

すごく簡単にいうと、空間を自在に操るような能力です。

原理の詳細については作中や単行本の合間、公式ファンブックなどでも解説が入っています。

>こちらでも解説しています
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五条悟の技

  • 蒼(あお)…空間を吸い込んで敵を引き寄せたり、地面を削ったりできる
  • 赫(あか)…空間を発散させ、敵を吹き飛ばしたり、自らの移動に使ったりできる
  • 茈(むらさき)…蒼と蒼を衝突させて空間を削り取るような効果を出せる
  • 領域展開「無量空処(むりょうくうしょ)」…領域に入った五条と五条に触れている者以外をフリーズさせる(生きる作業に無限回の回数を強制させる)
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五条悟の弱点は高羽の術式と魔虚羅のような術式無効化

自他ともに認める最強の術師である五条ですが、作中にて対抗できる術式が明言されています。

まず高羽の「超人(コメディアン)」。

高羽がウケるとイメージしたことを現実に起こらせるという術式であり、これが五条悟にも対抗できるとのこと。

高羽が自分のイメージを守れれば五条の術式を無効化できる、ということなのかもしれません。

さらに、宿儺が伏黒の体に入ったことで使えるようになった術式「十種影法術」

五条悟と同じ無下限呪術の使い手が十種影法術の式神の一つ「魔虚羅」に勝てなかったようです。

魔虚羅は攻撃という事象をなかったことにする式神なので、先代の無下限呪術の使い手は蒼や赫で魔虚羅を倒しきれなかったのかもしれません。

つまり、五条の術式を無効化できる術式、戦法なら五条は負ける可能性があると言えます。

あとは物理的に六眼を破壊されたらかなり厳しそうです。

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宿儺の戦力|術式は不明だけれど調理系

両面宿儺とは、1000年前の呪術全盛の平安時代に実在した人間であり呪いの王。

腕は4本、死蝋化しても消滅できないほどの強い呪いです。

そんな宿儺の術式名は明かされていません。

ただ食人を好む呪いだし、技や領域展開が調理系なことから調理と推測されます。

技名の捌(ハチ)は「さばく」という意味、領域展開の伏魔御廚子の御廚子(みずし)は料理人を指し、登場時の煽り文も「万死の厨房、現る!!!」でした。

また、領域を閉じずに領域展開すること、誰にもできなかった自らを呪物にして切り分けたことなどからも分かるとおり、呪力センスも他とは一線を画しています。

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宿儺の技

  • 解(カイ)…普通の斬撃
  • 捌(ハチ)…呪力の差や強度に合わせて一度で卸すことを目的とした斬撃
  • ■開(フーガ)…炎を出す、■が何なのかは不明、コンロ?
  • 領域展開「伏魔御廚子(ふくまみずし)」…最大半径200mまで絶えず解と捌を浴びせて更地にする
  • 十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)…伏黒の体に入っているからこそ使える伏黒の術式で、式神を自在に操る
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宿儺の弱点は術式を1000年前に知られていること

宿儺の弱点は明言されていません。

しかし、元は人間で遺体は描かれているため一度は死んだことは確か。

さらに宿儺自身が人間側に術式を知られているのを当然のように思っていましたし、万の回想時には人と関わっていた事実も描かれています。

宿儺の術式は人間側が知っていて、死蝋も回収していたということは、1000年に渡って宿儺の弱点を研究した可能性はあります。

1000年死蝋を消し去ることができなかったとしても、1000年何もしなかったとは言われていません。

倒すヒントくらいは掴んでいるのではないでしょうか。

あとは天使の術式を消し去る術式は有効なようです。

呪術廻戦213話にて天使が「邪去侮の梯子(やこぶのはしご)」を放ったとき、宿儺の肉体は確かに消滅しかけていました。

宿儺も五条と同様、術式を無効化する対抗法が弱点になりうると考えます。

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結論|宿儺はみんなで倒す展開になる

ここまで、五条と宿儺の戦いは宿儺が優勢だとお話しました。

五条は最強の能力を持っているものの、宿儺はそれを無効化する手段があり、1000年前の呪い全盛の時代を生きた経験があり、腕も4本あって身体能力的にも有利だからです。

ただそれはタイマンでの話。

五条には自分が育てた後進がいるし、魔に沈んでいるとはいえ、伏黒が内側から抗う可能性も0ではありません。

特に主人公である虎杖は宿儺の術式が刻まれた肉体を持ち、呪物を取り込む力もあります。

今後さらに成長して打倒宿儺の戦力になること間違いないでしょう。

ということで、結論は五条だけでは宿儺を倒しきれないけれど虎杖たちとみんなで倒すとします。

以上、「五条悟vs伏黒の体に入った宿儺|戦力分析して二人の弱点を考察してみた」をお届けしました。

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脚注

脚注
1 芥見下々著『呪術廻戦』223話、224話より引用、青枠は追記