パソコンやスマホで漫画を読めるツール「漫画サイト」。
取り扱い作品数が数万冊あるというのはもはや一般的、次のようなキャンペーンをしている太っ腹なサイトもあります。
- 人気漫画『ONE PIECE』が92巻無料で読める(期間限定)
- 100%割引クーポンの配布(指定作品限定)
ただ利用する上で気を付けるべきところもあります。
ここでは漫画サイトを利用するときの注意点を5つご紹介していきます。
漫画サイトを選ぶとき、使うときの参考にしてみてください!
スポンサーリンク漫画サイトを利用するときの注意点とは?

手軽に漫画が読める「漫画サイト」。
この記事ではインターネット上で漫画を読む、あるいはダウンロードして読むことができるサービスを指します。
ブラウザで読むサイトタイプ、ダウンロードして使うアプリタイプ、もしくは両方使えるところと色々あります。
その他の特徴もかなり違うため、どれを利用しようか迷っている方も多いのではないでしょうか。
あとは漫画サイト自体の利用をためらう方もいるかもしれません。
まずは漫画サイトを利用する上で参考になるような、色々な漫画サイトに共通するメリットとデメリットをご紹介します。
スポンサーリンク漫画サイト利用のメリット
漫画サイトのメリットは次のようなものがあります。
- パソコンやスマホ、タブレットがあればいつどこででもすぐ読める
- 画質はキレイで劣化しない
- 保管場所が必要ない
- 新品でも定価よりも安く購入できる場合もある(割引・キャンペーン等)
- 無料試し読みができる
- 分冊版(1話ごとに読めるタイプ)もある
- 多くのサイトがアプリも開発していて手軽に利用できる
漫画サイト利用のデメリット
たくさんのメリットがある漫画サイトですがダメなところが全くないわけではありません。
次のようなデメリットもあります。
- 配信されている作品が限られている
- 解約や配信終了で読めなくなる場合がある
- 電気代や通信料など目に見えないコストもある
- 料金形態が分かりにくいサイトもある
- 違法サイト、違法アプリも存在している
漫画サイト利用者は急増中
紙の書籍に慣れている方は電子書籍だと違和感がある、データという形で書籍を持つのは不安だという方もいらっしゃいます。
ただ電子書籍利用者は年々増えています。
様々な調査を行っている「インプレス総合研究所」の公式サイト内にある「電子書籍ビジネス調査報告書2021」でも言及されています。
「2020年度の電子書籍市場規模は4821億円と推計され、2019年度の3750億円から1071億円(28.6%)増加しています。」
インプレス総合研究所公式サイトより引用
特に2019年から2020年にかけて変化が著しかったようです。
記事内ではコロナ禍でリモートワークやリモート授業なども増え、社会の電子化が進んだことについても言及していました。
ここの調査では年代や性別も区切っていましたが、10代から60代以上の全てのグループで増加傾向にありました。
全世代老若男女問わず使えるのなら、抵抗のある方でも実際に使ってみると慣れるものなのかもしれません。
スポンサーリンク漫画サイトを利用で気を付けるべき5つのポイント

前述したメリット、デメリットも踏まえ、漫画サイトを利用するときに「これだけは気を付けるべき!」という注意点を5つほどご紹介します。
スポンサーリンク①正規のサイトかどうか
漫画サイトには合法なものと違法なものがあります。
違法なものは「海賊版サイト」とも呼ばれていて、著作権者が許可を出していないのに漫画を配信しているところを指します。
こういったサイトを利用すると漫画を作っている人たち、流通させている人たちに利益がいかなくなり、漫画業界にとって大きな損失になります。
読者も関係なくはありません。
漫画を描いても生活できないのなら出版社や漫画家が減ってしまい、面白い漫画が生まれなくなる悪循環が生まれます。
あとは違法サイト利用でパソコンやスマホがウイルス感染したり、個人情報が流出したりする危険性もあります。
それってとても困りますよね。
そうならないためにも著作権者からきちんと許可を得ているサイト、アプリ、サービスを利用することが大切です。
ABJマークとは?
正規のサイトか違法サイトかを見分けるのは簡単です。
ABJマークを取得しているのが正規のサイトです。
「ABJ」(エービージェー、adhesively bonded jointの略(=しっかり繋ぐの意))とは電子書店や電子書籍配信サービスが、著作権者から作品を使ってもいいよと許可をもらっていることを示す登録商標。
漫画サイト内にABJマークと登録番号が記載されていて、ABJの公式サイト内の一覧にもそのサービス名や会社名が載っていればOKです。
スポンサーリンク②無料はいつまで?
多くの漫画サイトが無料で利用可能です。
ただし完全に無料かどうかは分かりません。
中には登録料はなしだけれど漫画購読にはお金がかかる、初回購読は無料だけれど2回目からは料金が発生するというタイプもあります。
あとは2週間とか1か月といった期間内だけは無料でそのあとは月額料金が発生するというタイプ。
今はやりのサブスクリプション(定期購読、継続購入)というやつですね。
こういったサイトはトライアル中でもお得な特典がいっぱい。
- 漫画購入に使えるポイントをもらえる
- 動画が見放題になる 等
ただ期間中に解約しないと料金が発生します。
どういう料金形態なのかしっかり確認するようにしましょう。
スポンサーリンク③ログイン方法
漫画サイトの多くは会員登録が必要です。
そうでないと読んだ履歴や購入した書籍のデータを保存できないからです。
そこで問題となってくるのがログイン方法。
今は様々なアカウントを使ってログインできる漫画サイトが増えています。
GoogleやTwitterのアカウント、AppleIDやLINE連携、携帯キャリア認証など、かなり種類も豊富です。
しかし、「あれ?どれでログインしたっけ?」となる方が多いのです。
例えばある漫画サイトにGoogleアカウントで登録したのにTwitterだと勘違いしてログインしようとすると、ログインできない、もしくは新しく漫画サイトのアカウントが作成されることもあります。
勘違いに気づかないままだと本棚の情報が消えているとさらに思い違いをしてしまうこともありえます。
こういった事態にならないためには、
- ログイン情報を控えておく
- 端末に保存する設定をオンにしておく
といった対処方法が有効です。
またログイン方法が分からなくなった場合、サイトに問い合わせができます。
その際にメールアドレスを求められることが多いため、会員登録時にはメールアドレスを登録しておいてくださいね。
スポンサーリンク④使い勝手
漫画サイトはどこも進化していて、どこのサイトが取り立てて悪いということはありません。
それでもサイトによってはある程度の差異があります。
例えば…
- 自分のスマホと相性が悪い
- タテヨミしたいのに機能がない
- 拡大方法が分かりにくい
- サブメニューが出にくい
- 目次から〇話に飛べない
- 配信日が他のサイトと違う 等々
ほとんどのサイトが会員登録しなくても試し読みくらいはできます。
使い勝手、機能、あとはお目当ての作品の配信日などをチェックしてから会員登録をした方がいいでしょう。
SNSの口コミチェックも有効ですが前述したとおり、サイトは日々アップデートしているので、古いコメントは現在の状況とは違うかもしれません。
不具合の情報などは公式サイトのお知らせ、Q&Aで確認した方がいいでしょう。
スポンサーリンク⑤解約の仕方
会員登録したものの使わない、使わなくなったという場合、漫画サイトの解約や退会手続きを考えますよね。
ただサイトによっては解約・退会手続きが分かりにくかったり、煩雑だったりします。
例えば、漫画サイトの利用料金を携帯キャリアでの支払いにしていた場合、漫画サイトの退会と携帯キャリアでの継続支払いの解約の二つの手続きが必要になることも。
サブスクリプションにはよくある例なのでご注意ください。
解約前提で登録する方はあまりいないかと思いますが、登録前に解約手続きの手順のチェックをしておくといいかと思います。
スポンサーリンク記事の中でご紹介した漫画サイト
- 「少年ジャンプ+」、「ゼブラック」…集英社公式の電子書籍配信サービス。週刊少年ジャンプ看板漫画『ワンピース』が最終章に入るにあたり期間限定で1~92巻を順次無料で公開することに。アプリあり。
- 「まんが王国」…電子書籍配信サイト。漫画購入に使えるポイントの還元率が良く、講談社や文化社などの指定作品の100%割引クーポンを配布していることも。
\面白い漫画を見つけたいときは参考にしてみてください!/
漫画サイトを利用するときの注意点まとめ
漫画サイトを利用するときの注意点について5つほどお伝えしました。
- 正規のサイトかどうか…ABJマークの有無チェック
- 無料はいつまで?…料金形態をチェック
- ログイン方法…メールを登録したかチェック
- 使い勝手…事前にチェック
- 解約の仕方…複雑すぎないかチェック
特に大切なのは1つ目にお伝えした正規のサイトかどうかです。
違法サイト利用にはリスクしかないのでくれぐれも利用せず、正規のサイトを利用しましょう。
以上、「漫画サイトを利用するときの注意点!気を付ける5つのポイントとは?」をご紹介しました。
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