2023年6月12日(月)発売の週刊少年ジャンプ掲載の『逃げ上手の若君』113話ネタバレ考察速報をお届け!
逃げ上手の若君前話112話では、多々良浜の戦いにて足利尊氏が大勝しました。
尊氏は再び九州から戻り、相手をすることになった軍神楠木は、坊門の余計なダメ出しのせいでピンチ。
楠木は後醍醐天皇に逃げ上手の大切さを進言し、息子たちの元服名には「時」と「行」の字を入れました。
楔は打たれたか…?
ここでは逃げ上手の若君113話のネタバレ考察、感想、展開予想などをお伝えしていきます。
ジャンプが発売されたので本誌掲載内容と感想を追記!
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スポンサーリンク逃げ上手の若君113話の展開を予想してみた
松井優征著『逃げ上手の若君』112話では、再び足利尊氏サイドの「インターミッション1336②」が描かれました。
そして楠木正成が最期を迎えようとしていますが…。
読者の感想、詳しい展開考察は次のとおり。
スポンサーリンク展開予想①|楠木正成と新田義貞の合流
逃げ上手の若君112話では、楠木正成が足利尊氏と戦うべく下向しているところで締めくくられました。
まだインターミッションがつづくのであれば、楠木と新田義貞との合流、共闘が描かれます。
本作の新田義貞は強いけれど、常に顔の横に「?」がある武将。
軍神と名高い楠木とどんな会話をするのかぜひ見たいですよね。
作中でもよく出てくる「太平記」では、玉砕覚悟で討って出たい新田を楠木が諭すという描写があります。
逃げ若にもここが出てくるのなら、おそらく楠木は時行のことに触れるでしょう。
楠木が新田をポンコツだと判断した場合は、時行と接触させないよう刷り込んでおくという展開もあるかも?
スポンサーリンク展開予想②|楠木正成の最期
足利軍と戦った楠木正成は敗れて自害、というのが史実での楠木の最期です。
本作でも後醍醐天皇に「逃げ」を思い出させたし、息子たちにも「逃げ」の意思を刻んだし、着々と準備は進んでいるように見えます。
おそらく史実通り、楠木は自害することになるのでしょう。
新田や尊氏にも何らかの楔を打ってくれるのかが気になるところです。
あとは死後、霊体となって諏訪頼重と会話したり、一緒に時行を見守ったりしないかなとちょっと期待。
スポンサーリンク展開予想③|足利尊氏が京を制圧して遁世しようとする?
史実ではこのまま足利軍は楠木や新田を破り、京を制圧します。
しかし足利尊氏は天下統一に積極的ではなく、罪悪感のせいか再び情緒不安定になる模様。
弟である足利直義の幸せを祈ると言って清水寺に文を送るとか…。
本作では尊氏の奇行は大体描いているので、これも拾われるのではないかと考えられます。
本当に、何で尊氏は”こう”なんでしょうね。
尊氏は自らを天に押し上げようとする声に従う一方、定期的に抗うようにおかしくなっています。
自らの内に潜む怪物をコントロールできていないだけとも思えますが、それだけとも思えません。
尊氏自身、自分の望みを掴み切れていない、いわば怪物への進化途中だからでしょうか。
あるいは尊氏の内なる怪物は自然発生したものではなく、第三者につくられたから尊氏自身も違和感があるとか?
スポンサーリンク気になる読者の声|読者には分析の放棄と逃げ上手のGODAIGOが好評
逃げ上手の若君112話を読んだ読者の気になる感想、予想、考察をピックアップしました。
Twitter上では、尊氏の訳の分からない勝ち方やそれに対する解説、楠木の功績、息子の名づけに関する松井先生の解釈について盛り上がっていました。
息子の名前の漢字を「バレないよう読み方を変えた」という解釈は自然過ぎて気づかなかった…松井先生すごい。
あと「坊門てめえ!」についてはホントそう。
スポンサーリンク逃げ上手の若君113話ネタバレ
『逃げ上手の若君』113話は、2023年6月12日(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年28号に掲載。
内容は次のとおり。
逃げ上手の若君113話ネタバレ|タイトル「インターミッション1336③」
- 1336年の湊川の戦いスタート
- 10万騎くらいいる足利大船団を前にしても新田はひるまず帝からの錦を掲げる
- 足利尊氏サイドも帝の錦を掲げる(光厳上皇から官軍認定してもらった)
- 新田は囮に引っ掛かるも楠木正成には想定内
- 楠木は16回も足利直義に特攻したため尊氏が足利軍の精鋭が動かす
- 当の楠木はその機に乗じて尊氏の眼前に現れる
- 楠木正成vs足利尊氏
- 序盤は楠木優勢、しかし尊氏が足利家重代薙刀「骨喰(ホネカミ)」を手に立ち上がる
- 尊氏は穏やかな笑みで楠木の死を予告
逃げ上手の若君113話ネタバレ感想考察|見えない力に引き立てられるような尊氏にゾッ
楠木の策がバシバシはまっていく様が痛快だった逃げ上手の若君113話。
しかし相手が悪かったですね。
明らかに瀕死だったのに、骨喰に起こされるようにして立ち上がってしまった尊氏にぞっとしました。
軍略の天才である楠木ですら、尊氏が化け物として進化するための養分にされてしまう予感。
ただよく逃げ上手の若君の設定の参考になっている「太平記」では、楠木正成は弟の正季と刺し違えて自害したようです。
そのため、楠木はこのまま尊氏に討たれはしないと思いますが果たして。
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