2022年12月12日発売の週刊少年ジャンプ掲載の『HUNTER×HUNTER』(ハンターハンター)398話のネタバレ考察速報をお届けします。
ハンターハンター前話397話では、サラサが行方不明になり、変わり果てた姿で発見されました。
クロロは責任は自分にあると言い、一生悪人として悪を狩り、流星街には悪党を入れないよう自分と街を変えると誓いました。
シーラを除くウボォーたち8人はそれに従い、3年の準備期間を経て再集結…。
いよいよ幻影旅団が盗賊として再始動するのでしょうか?
ここではハンターハンター398話のネタバレ考察、感想、展開予想などをお伝えしていきます!
スポンサーリンクハンターハンター398話の展開を予想してみた
ここでは冨樫義博著『HUNTER×HUNTER』(ハンターハンター、集英社)398話以降の展開について考察していきます。
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スポンサーリンク展開考察①|前話までのおさらい
まずはハンターハンター397話「結成③」のおさらい。
幻影旅団の過去編の続きが描かれました。
主な内容は、
- 行方不明になったサラサをクロロが森で発見
- 一目で亡くなっていると分かる姿になったサラサの傍には謎のメッセージがあった
- クロロは復讐のために流星街を出ようとするウボォーを引き留め3年の準備期間を提案
- 悪党を狩る準備、悪党を流星街に近づけない準備をすると提案
- シーラは去り、ウボォー、ノブナガ、マチ、フランクリン、シャルナーク、フィンクス、フェイタン、パクノダは同意
- 3年後、一目であのころと違うと分かるクロロがみんなの前に現れて…
以下で旅団の今後、クルタ族との因縁、読者の反応などについて考察していきます。
スポンサーリンク展開考察②|カタヅケンジャーの悪役モチーフで盗賊デビュー
ハンターハンター397話では幻影旅団メンバーが悪になる決意をして3年後、いよいよ結成するために集まって終わりました。
114話のパクノダの回想シーンと繋がりました。
今後は悪役として悪党を狩ることになるのでしょう。
ウボォーが納棺のときにカタヅケンジャーのビデオを入れ、自分たちは全て覚えたと言っていたこと、現在の旅団の衣装が凝っていることから、旅団のモチーフは相変わらずカタヅケンジャーの悪役だということでキャラ付けも行われそうです。
フィンクスがいないのでフィンクスが現在のあの衣装で現れて提案したりするかも?
それにしても3年後のみんなの姿…ツッコまずにはいられません。
クロロは凛々しい青年になり、パクノダはクロロを支えるためか秘書っぽい感じになり、フランクリンは頑健そうなガタイになり、ノブナガは自身のルーツをたどったのか侍になりました。
そこまでは普通です。
ウボォーのアフロ、シャルナークのチャラ男感、フェイタンのストパは一体…。
スポンサーリンク展開考察③|クモは悪でいるために止まれない
ハンターハンター397話ではクロロの壮大な計画が判明しました。
自分と流星街をデザインし直し、人生を賭けて悪党をたくさん始末し、流星街に悪党を近づかせないという計画…。
クロロの優しさと合理性がよく分かる悲しい計画です。
また、この計画が分かったことで旅団に関する2つの疑問についても推察できます。
- クモと呼ぶのは悪党を罠にかけるシステムが蜘蛛と同じだから
- クモが止まってはいけないのは止まれば悲劇が生まれるからという理由
旅団の存在がなくなり、流星街の報復システムがなくなれば再びサラサのような犠牲者が出てしまいます。
止まるわけにはいきませんよね。
スポンサーリンク展開考察④|ヨークシンでの顛末もクロロの計画通り
過去編が描かれたことでヨークシンでの一件も見方を改める必要がありそうです。
まずクロロはヨークシンで地下競売品を全て奪う、「世の中の筋モン全部敵に回す」(9巻、ウボォー)ことを宣言。
するとウボォーはそれを喜びました。
背景を知らないと強欲な団長と殺人に喜びを感じる団員といった感じです。
しかし過去を知ったあとだと旅団の本来の目的にとってプラスになることばかりだと分かります。
- マフィアを敵に回して勝てば世間の旅団への恐怖心がアップする
- サラサの加害者と繋がっていたマフィアを叩ける
- フェイクの死体を調べさせれば流星街出身という身元をバラせる
- フェイクの死体は消えるので恐怖心はさらにアップ
結果的に旅団はマフィアを仕切る十老頭を消して悪党たちの力を削ぎ、旅団と流星街の繋がりを知らしめて両者を恐れさせることに成功しています。
特に殺されたあとも活動をつづけることは「クモは止まらない」というクロロが大事にしているイメージ定着に大きく貢献したはずです。
ただ団員の犠牲も想定内だったはずですが、自分へのダメージについてどれほど想定していたかは定かではありません。
自身が傷ついている自覚がなかったからこそネオンの占いでそのことを認識し、涙を流したのかもしれません。
スポンサーリンク展開考察⑤|クロロの「がんばる」はここから
ハンターハンター396話では、クロロはトップになろうとしたのではなく、ポテンシャルやカリスマ性によっていつの間にかトップにいたという様子が描かれました。
ハンターハンター0巻(劇場版鑑賞者特典)の問答で作者は、旅団の中のお気に入りはクロロで「決められたからがんばる」ところがすごいからだと明かしています。
この「決められた」というところが描かれたわけですね。
ただ「がんばる」の部分はここから始まるのではないでしょうか。
カタヅケンジャーの上映会で見せた百面相はまだ序の口、サラサ奪還やサラサを喪ったところで覚醒するのだと考えられます。
さらにクロロはゴンとの会話の中で「自分を掴むカギ」(ハンターハンター111話)という独り言を発していました。
クロロは自分を掴むカギが欲しい?[2]ハンターハンター単行本12巻111話より引用、赤丸は追記
自分を掴みたいと自覚するシーンも描かれそうです。
少年クロロは基本的にはニコニコしていて、与えられた環境で工夫をして生きています。
おそらくそれではいけないと死ぬほど後悔する場面があったからこそ、自分を掴まなくてはいけない、そうでないと大事なものを守れないと考えるのではないでしょうか。
スポンサーリンク展開考察⑥|読者の反応は旅団とクルタ族の罪とツェリ仇説を考えている
ハンターハンター397話を読んだ読者の感想、考察ツイートを一部ご紹介します。
多かったのは旅団メンバーへの反響です。
特にパクノダやフィンクスたちの気持ちを上のように考えている人がたくさんいました。
パクは感謝していた(オレも)という解釈ですね、賛成です。
あとはクルタ族も悪説、ツェリが旅団の仇説も多かったです。
クロロの言った「作品」はツェリが口にした「作品」なのか、闇サイトはクロロたちが作ったものなのか…。
繋がっていくのでしょうか。
あとTwitter上では先週「幻影旅団」がトレンドに入っていましたが、今週はハンターハンターとクルタ族が入っていました!
毎週毎週話題になる漫画…やっぱり冨樫先生は天才です。
ハンターハンター398話ネタバレ
ハンターハンター398話は2022年12月12日(月)に公開されました。
主に次のような内容です。
ハンターハンター398話ネタバレ|ノブナガとヒンリギがモレナのアジトに到着
- 回想は終わって現在へ
- フェイタンとフィンクスとノブナガが引き続きエイ=イ一家のアジト探し
- ヒンリギが合流して発信機を生ガキにして飲み込んでオトリになると宣言
- 一人でアジトっぽい場所に飛ぶとノブナガも同行
- 誰もいない部屋の壁を斬ってノブナガが斬ってアジトだろうと判断
- ランドリールームらしき部屋の扉をヒンリギが開ける
ハンターハンター398話ネタバレ感想考察|ノブナガとヒンリギの相性が良さそう
フェイタンとフィンクスからノブナガが離れ、ヒンリギと合流しました。
アジトっぽい場所に到着したし、回想前には旅団が強いことを何回か強調してしまったのでノブナガに死のフラグが立っている気がしてなりません。
それはそうとヒンリギとノブナガが同じ目的を前にしてちょっとした信頼関係が生まれているシーン、良かったです。
互いに互いが大事にしているものを守りそうな、仁義を感じます。
この二人で生還してほしいところですが…。
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スポンサーリンクまとめ
2022年12月12日(月)公開のハンターハンター398話についてのネタバレ考察をしました。
ハンターハンター前話397話では、サラサが死去したことによりクロロを始めとした旅団は大きく変わりました。
ただシーラはクロロの言った計画には参加せず、クルタ族襲撃との関連性はまだ分かっていません。
まだまだ旅団の過去編が見たい気もしますが、ここからは悪党としての活動になるため応援はしづらいです。
ハンターハンター398話ではヒンリギとノブナガの二人がエイ=イ一家のアジトらしき場所に到着。
価値観的には相性の良さそうなコンビです。
戦闘面も息の合ったプレーを見せてほしいですね。
今後も気になりますね!
以上、ハンターハンター398話ネタバレ考察をお伝えしました。
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